BLKC 172回目

月曜の稽古がヘロヘロな状態だったので、今日は何とかせねば、と思いながら道場に向かう。
職場での論議が白熱したので少々遅れたものの、形の稽古の途中から参加できた。
ATと形を行う。6本目まで。
ATは来月に2級の審査を受けるので3本目まででいいのだが、僕にも合わせてくれたよう。
いろいろアドバイスをしながら形の稽古をする。
人にアドバイスするためにしっかり見ていると、当然のことながらいい勉強になる。
 
今日は全く初めての子供ちゃんが3人も来ていたので、オリヴィエはそちらに時間を割く。
そのため、一般の稽古はCPが取り仕切る。日本の剣道家の形がオブザーバー。
CPの稽古法はいつもながら丁寧。これは本当に大切な事。
自分の竹刀の刃筋をしっかり考えた振りをしないとな、と改めて思う。
 
技の稽古などは通常通りで、最後に地稽古を30分程。
KGと一番最初にできたのは本当に嬉しかった。
擦り上げ技が反射的にできたりして、ちょっと自分でもビックリした。
KGもだったけど…。
でも、なかなか面を打てない。攻めが足りないこと、タイミングが悪いことなどがあるんやろな。
その後はAPS、KF、SKなどの2段以上の人とばかり当たる。
引き技をよく打つSKとこの前の稽古後に話していて、彼の行動規範が分かったので、
鍔競りからはこちらも気を抜かないようにして、こちらからも引き技をかけた。
CPは「今のyasuでは、俺らに鍔競りからの技は決まらんから試合では居着くな」と言うが、
稽古だし、試さんとアカン、と思ったこともあったし…。
結果、引き技は決まらんかった。引き篭手は失敗した。
稽古後に話した時には、「今日は何度か引き技を試してたよね」と言われ、
こちらの意図も察知されていた。
KFは僕が初段を取った直後、
「これからの稽古は今まで以上に厳しくするぞ」と言ったが、その通り。
近間からの攻めをよく取るのだが、これに対する対処はまだ十分には分かっていない。
APSとは2回も地稽古する。
応じ技をされることが多いので、こちらが打込むことが多い。
意外にタイミングを図ったりして、面を打込んだりできた。
ただどの人を相手にしても言えることだが、
面を打込んだ時に明らかに分かるブロックに対する方策は考えないといけないな、と思う。
次の技に出ることなど…。
  
稽古後、KGと話す。自分の肘のことを尋ねてみたかったから。
その中で、もっと面打ちできるようになる一つが肘の問題だと分かる。
「でもね、yasuは全くプロテクションをしていないよね。これは大切なことだよ。
変なことをしていないから、怪我や故障がない。
もし身体のどこかに故障が出たとしたら、それは間違った剣道をしていることだから、
もう一度自分の剣道を見直した方がいいね。
だから、肘についてはそんなに心配しなくていいよ」と。
うん?この言葉ってどこかで聞いたな、と思ったが、それはオリヴィエからだった。
KGもしっかりオリヴィエの言葉を聞いて育っているんだな、と分かって、微笑ましかった。