RBLDOJO 51回目

思いっきり遅刻。仕事と渋滞の為。
40分遅れてスタジオに向かうが、今日はスタジオ4。
形の稽古をしているところだったが、「狭いなぁ、暑いなぁ」と思う。
入って垂れをつけ始めたら「面を持って整列!」との号令。
大慌てで防具をつけ始めたら、オリヴィエが寄って来て「どうやった、昨日?」と尋ねる。
そういや、昨日メールの追伸に"P.S. DRINK ;-)"って書いてくれてたしな、と思い出す。
 
さて超満員の状態での稽古。
安全を考えたためか、面を中心とした稽古になる。
やっぱりなかなか稽古しづらいな、と思う。
最近は女の子相手の時には特に竹刀をしっかりコントロールするようにし、
間合いとかに重点を置いて自分の稽古をする。
 
地稽古では「yasu、俺を含めた6名が元立ち」と言われる。
元立ちは2年生に限らないようで1年生も立っている。
計6名相手に地稽古するが、やっぱり指導稽古となることが顕著。
2年生男子の時にはちょっとレベルを変えるようにしているが、
彼らは彼らで問題がある。自分から打たない。
待つばかり。攻めの気持ちがない待ち剣なので、面白くない。
打込んでもタイミングが遅れてるし、防御一辺倒。
で、回って逃げる。本当に面白くない…。
1年生で果敢に掛ってくる人の方が面白い。
オリヴィエとかもそう思ってるのかな?
概して男よりも女の子の方がいい剣道をしているように思う。
 
稽古後、挨拶に行くが1人前の女の子が挨拶中に泣き出す。
うーん、自分の番が回ってこないぞ、と思い、結局挨拶は止めた。
戻って着替えながらオリヴィエと話す。
彼女の問題も自分の事と同じ。
自分のできないことにばかり目を向けてしまってネガティブ思考に陥るということ。
「オリヴィエはいつも挨拶の時に『良かったぞ』と言うでしょ。
そればかり言われると疑心暗鬼になるんよ。
もっとダメ出しをしてもらう方がいいな、と思う時もあるんだけどなぁ」
というと、
「yasuもそうやけど、細かい1点の事を見て『アカン、アカン』って思うやろ。
でも外からは大きな全体像を見てる。で、ホンマに良かったと思っているから、
そう言ってるだけや。
細かい事に拘ると全体が見えん。全体をしっかり認識する事がでけん。
それではアカン。
yasuを見るとお前のレベルではしっかり進歩してると思う。
でもお前はそれに満足してない。
確かにどこまで行っても完全になる事はない。
だけどな、時々後ろを振り返ってみたら自分がしっかりと山を登って来てる事が分かるはずや。
もしお前が、間違った道に向かおうとしてるなら、その時にはしっかり怒る。
でも正しい道を歩んで来とるやろ。
だから、細かい事に拘らず、心配せんと稽古を続けたらええ。」
オリヴィエとは30分以上素っ裸で話してたかなぁ。
でもちょっと気が楽になった。
あまり考えすぎずに稽古しよう。