ジュネーブ出稽古

昨日の頭痛はどうも風邪も絡んでいたらしい。
起きたら喉も身体の節々も痛む。肩も重い。
午前中、友人の仕事を手伝っていたら途中から凄い汗が出てきた。嘔気も出てくる。
うーん、KFにSMSを送って今日の稽古をキャンセルしようかどうか迷う。
 
仕事が忙しいのでSMSが打てない。
うーん、しようがない。何とかなるやろ。
日中から水分摂取を心がけていたので、1Lは既に飲んでいた。
6時に消炎鎮痛剤を飲んで、待ち合わせの場所に向かう。
KFを積んで一路ジュネーブに。道中剣道の話ばかり。
KFとは本当に良く話すようになったなぁ。
いつもいろいろ助言をくれるので有り難い。
阿呆な質問でもしっかり教えてくれるし、稽古中もチラチラとチェックを入れてくれる。
今日の体調不良のことを伝えておき、
「もしかしたら途中で休むかもしれんよ」と言う。
 
でも今日の稽古にどうしても行きたかった理由の1つは
最後まで稽古を続けることができるか試したい、ということであった。
ジュネーブの稽古は地稽古オンリ−。
準備運動と切り返し、基本打の稽古を除いても70分強は地稽古。
90分間説明はないのでずっと動き続けることになる。
前回行ったのは半年以上前だっただろうか。その時には途中でリタイアした。
もう一つの理由はなじみのない人と稽古して、恐怖心を取り除くこと。
この2点を試したかった。
 
7時半前に着いて着替えて稽古開始。最終的には15人程になったか。
やっぱりしんどい。思った通り。
地稽古は1人を除いた総ての人と当たった。
やってみて、級者は恐らく僕の他にAちゃんだけ。
初段は一人、他は2段から5段だったろうな、と思う。
一番最後の地稽古がYJだったのは辛かった。
最後の力を振り絞って打込むが、オリヴィエが言うようなことはできなかったと思う。
1本勝負で篭手を打たれた後YJは蹲踞しようとしていたが、
「入ってないよ」と言って勝負を続けたのは傲慢に見えたかな?
その後すぐに面を決められ終わったけど。
 
結局最後まで稽古は続けられた。本当に良かった。
しかもそんなに気合いの無い稽古をしていなかったと思うし。
恐怖心は完全には克服はできなかった。
Lilleからの先生とGenèveのYJの前ではやっぱりちょっと待ち剣になった。
両方とも自分よりも大きい人で3-5段。上から面を打たれると凄く痛いし。
ただ地稽古の中で、遠間からの飛び込み面を何度か打つことができたことは励みになった。
あとはやっぱり技の稽古を考えながらできたことかなぁ。
上手くいった上手くいかなかったに関わらずに。
 
頭痛は全く収まっていた。
いい稽古だった。来月も行けたらいいなぁ。