RBLDOJO 38回目

朝から仕事をして、段取りをつけ10時40分に職場を出る。
11時少し前にバレースクール到着。
急いで着替えて稽古に。
  
しかし残念ながら今日のメインはSpectacleの練習。
特に木刀を用いた基本稽古法のデモと防具をつけた2人のデモ2つが中心。
ただ、木刀でのデモをする生徒が交代すると言う噂があったりして、
問い合わせに行ったオリヴィエが不在のまま、全員が木刀による基本稽古法を行う時間があった。
相手は1年生。順番も技もまだまだよく理解していないようで、教えながら行う。
1度では覚えてもらえず、疲れた。
   
その後全員でデモを見る。
1人の生徒が防具でのデモに新しく加わるようで、今日初めて見たよう。
でもその子がすごかった。
Circusの練習のため、剣道のデモはこれまで見たことがなかったようなのだが、
2回見ただけで手順は完全に把握しているし、
オリヴィエがコメントしていた点はほぼすべてきちんと捉えられていた。
バレーダンサーの素質のすごさを垣間見た感じだった。
  
その他の生徒は結局、素振りを最後に少しやった程度で、ほとんど汗もかかなかった。
稽古後、オリヴィエと形の稽古を少しだけした。
問題は3本目。
最近は誰からも注意されていなかったのだが、
「お前の突きは変!」と一笑された。
「刃筋、手の向き、特に左手の向きがが違う!
これはどこを切ってるか分かってるか?
相手のみぞおちの大動脈をスパッと真横に切るんや。
突きの刃筋が斜めやったら不完全にしか切れん。
刃筋が真横になってることで完全に、そして深くも刺せる。
後は、体重がもっと右足にかかってんとアカン。
良い剣道の姿勢のままやったら、左足から戻れるやろ。
何で右足から引かんならんか、考えてみ。
その後の打太刀の手は、次に突き返そうと考えているのだが、
仕太刀の位攻めが強くてかなわず、2回トライした後上げることができなくなった、
というもの。
だからそんなに横に広げて下げるのではなく、真下に落とす感じ。
剣道の形は全てロジックがあるんやからな。」
剣道はやっぱり奥が深い。
できるようになったと思って慢心しているときちんと諭される。
まだまだやな。
もう一度心を引き締めないといけないな。