BLKC 123回目

仕事を段取り良く進め、7時には職場を出れるようにしていた。
ところが、同僚のミスで機械を止められてしまうハプニングが出現して遅くなる。
彼のミスはこれで3回目、僕に対してだけで…。
自分が同様のミスを被ったら大騒ぎするだろうのに。
言ってもしようがないから、大急ぎで仕事を終え道場へ。
   
15分ほど遅刻して稽古に加わる。素振りの途中から。
CPが指揮をしているが、本数が多い。途中からだけで150本以上。
途中、オリヴィエが僕の隣にいたCGの左足の指導を始める。
これが取っ掛かりになり、面をつけてから、足運びの稽古に集中することになる。
左足の引きつけ、踵が上がらないようにすること等々、注意点は多い。
単純な面打ちに続いて、踏み込みを足していく。
それに伴って基本打ちの稽古も面のみ。
此処までのところが本当に難しい。
左足が打ちのアクセルになる、というのだが、どうしてもそうはならない。
というか、考えれば考えるほど、手と足がシンクロしなくなってくる。
四苦八苦していたら、CPが「もっと笑えよ」と突っ込んでくる。
でも、でけん。。。

五本切り返しを道場の端に達するまで連続する、ということを3本。
その後地稽古。
CG、EGS、CP、AC、KF、よく考えたら全員有段者(防具ありの級者は2人だけだったせい)。
EGSとの時に、ちょっと引いて考え、彼がどんどん打ってくるのは分かっているから、
自分が打ちこむばかりでなく、応じ技もしっかり稽古しようと思う。
返し胴、出端籠手、面抜き面。これは其々1,2本は入ったはず。
すり上げ技は全く成功しなかった。間合いが遠いのか。
モチロン自分からも打っていったが、ちょっと策を変えたのは分かっただろうな。
ACとは本当に久しぶりの稽古。
彼女はよく動くし、今の自分の課題も動くことだから丁度いい。
動きを見てタイミングを図って打ちこむが、かなりかわされたし、
相打ちになっても中心をしっかり取られて面を取られたりした。
でもいろんな方向に動くこと、リズムを一定にしないように動くことなど、
そんなことを考えていた。
CP。いつやっても、自分が時々居つく。打たれるだけで何もできない時がある。
こちらの気をしっかり読んでいるんだろうと思う。
だからといって、最後まで気を抜いてはいなかった。
一矢報いたのは籠手抜き面。これは自分でもよかったと思う1本。
  
これらの稽古が終わったところで、みんなが円陣をとり、1本勝負を開始することになる。
見ている者が勝負がついたと思ったら、敗者にとって代わって勝負を続行するというもの。
なかなか入るタイミングがつかめない。
自分で「1本や」と思っても、誰も入らなかったりして、ちょっとためらっていた。
そうしていると、後ろからオリヴィエに押された。
まずはCP。どんなシチュエーションになってその態勢に至ったのかは定かでないのだが、
かなり近間の間合いとなっていた。
彼の竹刀は中心を外れて少し下がっていたし、少し気が切れているような感じ。
そこでそのまま引き面に持っていった。
「1本」とオリヴィエの声が掛かる。
自分では少し浅いと思い、決まったと思っていなかったのでたじろぐ。
が、背後からEGSが入ってきた。で、自分が残って続行。
やっぱりどんどん打ってくる。
自分でも落ちついていて出端籠手で1本取る。
次いでTP。
出端籠手を打ったはずなのだが、相手の面を有効とされる。
終了。
     
最後のような試合形式の稽古は好きだ。
回り稽古でもやっているのだが、他人の剣道を見ることができるのが最大の特徴。
でももっと有効打突、1本の認識を正しく持てるようにしよう。