UNILDOJO 28回目

装具作成の予約が16時しか取れず、従って稽古には間に合わない。
でも「30分程で終わるわよ」という言葉があったので、ちょっと期待。
ただ四六時中ガチッと右手に嵌る装具、ということだったので、篭手が入らないはず。
左片手上段に戻るんやな、と、そう思う。
   
ところが実際は小指っ側で装具は着脱できるものであった。
しかも2週間前に作ってもらったものと違って被覆面積は小さく、
表面に穴があいていて蒸れにくいようになっている。
さてどうする。
  
基本、装具をつける。
ただ剣道の稽古はしたい。
週に数時間。10%に満たない。下手したら5%にも満たない。
ということで、剣道の稽古の時間だけ装具を外すことに自己決定する。
   
装具屋を出て車を飛ばし、稽古場へ向かう。夕方の渋滞に巻き込まれる。
17時過ぎに到着。
防具をつけているのは4名。つけていないのも同数。
着替えて一人準備運動、素振り等々をして、加わる。
基本打ちの稽古。
Petit打ちの際の剣先での攻めをもっと強くするようにEGSに指導される。
    
その後、防具ありの者だけで掛稽古、地稽古。
5名中1名が初心者の指導に当たるが、「yasuはそこで動くな」と言われ、
連続稽古になる。
最初がAn。2段のはず。足を多用するように心がける。
相手の動きを見ていたら、結構単純なリズムになっていた。
いい間合いに入る時に、跳び込み面を打ち込む。
これは決まった。Anも居つくだけだった。
そこから彼が感情的になったのか、がむしゃらに打ってくる。
ちょっと無茶苦茶。でも何とか返し胴を取ったりする。
次がEGS。掛稽古から思いっきり走らされる。
地稽古になっても見合う時間が短く、お互いどんどん打つ感じになる。
彼とはいつもそんな感じ。もっと落ち着きたいと思うのだが…。
中心を取って打ち込むのはできる。
ただ面が浅い。もの打ちの先の方が面金の少し後ろに当たるような感じ。
間合いが遠い?踏み込みが弱い?
等と考えて修正したが不十分。
しかし長かった。EGSが号令をかけるのだが、全然号令をかけず、凄く長かった。
次いで、NP。
ちょっと剣先を下げたりして誘ってみる。
やっぱり突きを狙ってくる。でも前回のように突きを払って面を打ち込むことはできず。
そこからは従前通りの中段に。
EGSとの後で息切れしており、defenseに回ることが多かったが、
抜き胴、出端篭手は1回ずつ決まる。
ただブロックするだけ、ということも多く、返しに続けることをもう少し心がけたい。
彼との稽古時間は短かった。
NPも「もう?」と悪態をつくくらいだった。
最後にJD。お互いの癖は分かっている。
足を使った攻撃や速い2段技を使うのはよくなったと思う。
連続技では逆に篭手胴をきちんと決められた。
間合いがよく、いい胴だった。JDの目が笑った。
そこで終了。
  
稽古後にEGSに挨拶。
「間合いも中心の取り方も踏み込みもいい。
ただ左肘、左手のポジションが悪いんよ。
だからリーチが短くて、面金近くに当たることになる。
そこを練習してみ。」
やっぱり左手か。
JDには「篭手胴、よかったぜ!」と言うと本当に喜んでいた。
彼は同じリバ剣組だし、いい仲間。
一緒に階段を上がっているのを自覚できるのは本当に嬉しい。