防具修理

1月24日に道場の防具のチェックがあったが、
防具を持ち帰っていたものの、仕事が忙しくチェックを受けられなかった。
オリヴィエとともにチェックしたが、垂の損傷が著しい。
片方の垂紐が根元で切れかかっているし
(中途でも切れかかっており、これは以前に自分で縫い直した)、
大垂・小垂のふちも擦り切れているところが多い。

「スペインのEさんに送って修理して貰おうか」と言うも、却下される。
「送って直してもらったら買うより高くついてしまう。
ビギナーの練習のためにはまずは垂紐の修理だけでいい」とオリヴィエ。
「靴の修理屋に持っていって直してもらえるか聞いてくれるか?
彼らは皮用の道具をいろいろ持ってるからね。
もしアカンかったら俺が直すけど。」
ちょっと躊躇する。フラ語の心配があるし、靴の修理屋に防具を持っていくなんて…。

意を決して、今朝、家の近くの靴修理屋(Cordonnier)に垂を持っていく。
「靴ではなく、剣道の防具を直して欲しいんだけど出来る?」
「見せてみ?」
「垂のこの革を外して垂紐を少し重ね、その上からこの革で覆って欲しいんだけど。」
「あまりこの紐をたくし上げない方がいいんやな?」
「うん。短くなったら腰に回らなくなるからね。」
「了解! お安い御用さ! 明日の夕方6時までにやっとくね。」
おおっ、有難い。こんなに簡単にことが運ぶとは思わなかった。
万一の場合に備え、英仏/仏英辞書も持っていったが全く不要。
防具屋でなくても修理は出来るのだ。
もしかしたら他のパーツも出来るのかも…。

あとは明日の出来上がりを待つだけ。 楽しみ!