BLKC 115回目

朝から雨。雪に変わるだろう。
出発が少し遅れたが交通量は少なく、道場到着は6時43分。
ちょうどオリヴィエの到着と合致。
フラ語で会話。以前よりは良くなったが、まだどうしても英語に頼ってしまう。
特に今はブログや書物で日本語に触れる以外は全て英語なので(書き物のため)、
フラ語に接する機会が減少しているため、レベルが落ちてきている。
     
今日は総勢6名の稽古(KFが遅れてきたから当初は5名)。
いつもと同じメニュー。
ただ自分がやりたい稽古を相手に告げて打ち込みする、という稽古が3回あった。
篭手の返し技としてのすり上げ篭手がなかなか決まらないので、これを練習した。
後2回も返し技。
地稽古、1本勝負はKG、CP、SL、オリヴィエ、KFの順に当たる。
当初は5人だったので1回休みがあるはずだったが、
自分の休みの番になった時にKFが参加するようになり、結局休みなしとなった。
いろんな技を試すことを一義に考えて地稽古した。
気合いが足りない時にはCPがまたしても打ち込んでくる。
彼は時に自分の竹刀の手元に視線を落とすことが時々あるが、
そういう時は打ち込む一つのタイミングなのかもしれない。
自分はそういったことが嫌なので視線を戻すのを待つのだが…。
オリヴィエとの稽古の時に右手親指を完全に打撲してしまう。
打ち込んでぶつかった時に親指の付け根をねじってしまったため。
(夕方には発赤がひどくなり、腫脹している。親指は動くものの力を入れると痛みが走る。)
でも稽古中は痛みを忘れていた。
地稽古では打ち込み、返し技をいろいろ試すが、
打った後、近い間合いのまま振り返ったりして、何度も打突をあびたし、
竹刀落としも食らった。
でも面や出端篭手など、入ったものも何度かあった。
最後、総当たりでの掛稽古。自分の掛稽古が途切れ途切れになっているのが分かる。
途中でオリヴィエから声の出し方、呼吸法を変えるように言われる。
CPが「気合い、気合い」と言っていたことだが、もう少し具体的に。
その指導に則って掛稽古をしたら、スピードが上がったし、細切れにならなくなった。
オリヴィエもCPも頷いている。
稽古後、オリヴィエに挨拶。「掛稽古でやった呼吸法を地稽古でも応用するように。
地稽古も良かった。何度も有効打突を浴びたよ。
今日は指導稽古じゃなかったから、打ち込みにくかったやろうけど」と。
         
最後に皆で写真を撮る。毎朝、稽古後に撮っていた。
これで寒稽古が終了した。
5日間という短い期間だったがスタミナが切れかかっていたし、足ももう棒のよう。
でも唯一人の級者として完遂できたので、自信になると思う。
みんなの温かい心、サポートがあったからに他ならない。本当に感謝だ。        
「また来年!」と言って別れる。
雨はみぞれになってきていた。
              
仕事場では、書き物に専念。
ボスももう休暇モードで、書き物のこと、これからの仕事のことなどについても話す。
今のプロジェクトは年明け早々にひとまず終了。
その後は考えただけでも、これから立ち上げるプロジェクトが3つ。
既存の自分のプロジェクトが2つ。
出産休暇に入る同僚から引き継ぐのが1つ。
計6つある。
これと平行して自分の将来の仕事も考えなければならない。
大変だが仕事は面白い。忙しくても、睡眠時間が足りなくても楽しく思える。
これからも山も谷もあるだろうが、
仕事の性格上、精神的な「自由人」を認められる有り難い環境は失いたくないなぁ。
     
ふと見上げると外は雪。
地面を見ると1時間弱で1cmは積もり始めている。危ない!
昼もすぎていたので、オフィシャルな休みでもあり、
書き物は家ですることにして、帰宅する。
もう2,3cm積もり始めている。
坂の少ない所、交通量が多くて雪が融けているだろう所を考えて道を選択。
雪、そしてクリスマスということで、帰宅には小一時間かかった。
でも家の前に駐車場を見つけられたのはラッキーだった。
本当のホワイト・クリスマス。
仕事しながら外を見るとどんどん雪が積もっていく。
数時間後には10cm程になっていた。
本当に静かなクリスマス・イブ。
心地よい疲れのため、いつの間にかソファーで眠りに落ちていた。