BLKC 113回目 & 114回目

「今日は眠れましたか?」と逢ってすぐみんなから訊かれる。
1時間強の睡眠でもゼロよりは随分違う。
「うん、大丈夫」と言って寒稽古を開始する。
        
通常通りの稽古ではあったが、最後に掛稽古、相打ち稽古を入れたのが変わったところ。
掛稽古でも相打ち稽古でも仲間の元立ちにならないといけないが、
なかなかうまくこなせない。
息が切れた状態で元立ちに立とうとして、
「休んでもいいよ」と言われるが、そんなことをしては男がすたる。
しっかりこなさせていただく。
地稽古ではやっぱりEGSで完全に息を上げさせられる。
稽古後にCPが興味深いことを言った。
「EGSとyasuが横で稽古している時の声を聞いていると、面白かったよ。
打ち上げ花火なら高くまで上がりきっていない感じ。
yasuだけが悪いんじゃなく、EGSも同じように待てなくて、1本調子の打ちを続けているんよ。
しかも気合いが中途半端で。」
地稽古の時の相手で打ち方が変わるが、もうちょっと自分からも相手をコントロールすることを考えようと思った。
                
仕事は手を動かす作業から物書きへシフトチェンジ。
処理の終わったデータを基にボスとdiscussion。
全ての図を抜けていたところに当てはめる。完成だ!長かった!
まだ本文の校正、文字数削減などをしなければならないが、手を動かすのは一段落!
周りの同僚も祝福してくれる。
みんな僕が苦しんでいたのを知っていたから。
次にはまた別の仕事がどんどん来る。でもこれを完成させたことは大きな自信に繋がった。
ほぼ全て一人でやったことだから…。
皆とランチを摂りながらあれこれ話す。
                                       
夜6時からは通常の稽古。
僕にとっては本稽古が通常稽古の最終。
CPが一番乗りしていて「yasu、頑張るねぇ」という。EGSの姿がない。
どうも休暇の為、山に行ったらしい。ということは今朝の稽古が最後だったんだ。
挨拶もちゃんとできなかったから残念。
集まりが悪く、いつもなら形の稽古から始めるが、今日はなし。
鏡の前で素振りをし始める。オリヴィエから左足、重心について、注意を受ける。
打った後に右足に重心が乗りやすいため。
前進する時に歩幅を広く取ろうとしているのも悪化要因の1つかな。
でも歩幅が狭いのは事実なので、これも課題の一つ。
6時半になって準備運動を開始。
途中でKGが入ってくるのが見えた。ロンドンから帰ってきたんや。
一緒に稽古できる、と思ったら本当に心から嬉しくなった。
   
基本稽古は足捌きを中心に行う。僕の問題だけではなかったようで、みんなに指導している。
7時には面を着け、稽古開始。回り稽古で基本打ちと地稽古、1本勝負。
かなりの人と当たったが、オリヴィエとCPには当たらなかった。
KGと稽古できたのが嬉しかったなぁ。
地稽古でも自分のやるべきことが少しはできたと思う。
技についてはまだダメなところが山積しているが、最後まで引かなくなったし、
気持ちはずっと前に出ている。
KGやCPの打ち込みを受けていると身体の圧を感じる。
自分は気持ちは前に出ているものの、ちょっと上滑りしているかもしれない。
身体が遅れる様な感じがする。
でも、1本勝負終わりにKGに「上手くなったねぇ」と言われてちょっとホッとした。
KGとの稽古は次は1月6日。これでまたしばらく会えない。
「面とかの打ちは早いね。」これはCPにも言われるからそうなのかもしれない。
ただすり上げを組み合わせると遅れるんだよなぁ。
今日は最後に掛稽古があった。
SL、KFの組に誘われる。しんどかったが完遂。
        
終了後、道場横のレストランでapéroを行う。
ビール、パナシェ、チップス、ピザの簡単なapéro。
今年1年の稽古もあと1回。
別れ際、オリヴィエが「また明日!」と言う。ということは寒稽古に来る、ということか。
絶対に地稽古できるので、嬉しい!
KGも来る、って言ったし、最終日は楽しくなりそう。