公聴会

今日は夕方に剣道仲間のSLのpublic defenseがある。
実際の公聴会は既に済んでいるので、これは友人や家族などを相手に行うもの。
フランスでは普通の公聴会に家族とかも呼んで、2〜3時間じっくりかけて行うので、
全く勝手が違う。
当然、日本のものとも全く違う。海外のものを見ると日本の公聴会は甘チャンやな、と思う。
それを経てきている自分は言う資格はないだろうけど…。
         
17時45分から開始。
1時間強に渡って彼がやってきた仕事を説明する。
フラ語で全編行われたので、完全にフォローできなかったが、
神経細胞のモデルでいろんなアルゴリズムを用い、neural networkを再構築する。
そして、それをvisualizationするというもの。
さてこれをどうやって病気と結びつけられるかなぁ、と考えながら見ていたが、
いいアイデアは思いつかなかった。
自分の中に神経疾患における神経細胞の形態変化のモデルが頭にしっかり存在していないのが、
主たる原因であるのは分かった。
でもこっちの人のプレゼン、って綺麗な趣のあるスライドをよく用いるな、と思う。
       
聴衆の中に、CA、ACの剣道仲間の顔を見つけており、終了後にみんなでapèroに参加。
彼と仲間が大量に作っていた料理を皆で堪能する。
レストランを予約して、皆で繰り出すのがフランスの主流。
スイスでは本人が全部準備して、皆をもてなす。
とてもしんどい作業。
でもサポートしてくれた人への感謝を表すには非常にいい事だと思う。
途中で剣道の稽古をしていたJML、EGS、CP、KF、NDCが駆けつけた。一杯引っ掛けた後で。
今日が職場絡みの道場の今年最後の稽古だったため。
皆でSLの学位授与を祝う。
飲み会の開始。剣道の話がメインになるが、いろいろからかわれたなぁ。
CAは来月で契約が切れて、新しい仕事を探しているけど見つからないらしい。
多分Lausanneを離れるだろう。
SLについても、ボスが「彼を失うのは辛い」と言ってたけど、どうなるのかなぁ。
         
CA、ACとメトロで帰ったが、寒かった。
明日は何人かの仲間とBernでスイス剣道連盟の今年の最終稽古に行く。
「明日また!」と言って別れる。
温度計は−7℃を指していた。