車の修理

今朝は修理のため、Renaultのgarageへ車を持っていく。
大雪の後、車内の床に水が溜まっていて、その原因チェックのため。
予約は前の水曜に取ってあり、7時半から受付が開始される。
予約の時点で基本的に17時には完了する、と約束されている。
今回は「代車要る?」と尋ねられたが、通勤に使うだけだし、
バスとメトロで充分代わりになるので、断っていた。
            
週末、路上で信号待ちをしていた時に、バイクの人に
「右のテールランプ、壊れてるよ」と教えてもらっており(!)、ライトの交換も依頼。
それと、右後部座席のロックが自動で開かないのでそれも告げる。
自分でもそうと分かる下手なフラ語だが、全部理解してくるのは有難い。
でも何とか全てフラ語でこなす。
             
16時20分に職場を出てgarageへ向かう。
朝のバス、メトロでと同様、車内では沢庵の「不動智神妙録」を読む。
仕事の文献を読むのもいいのだが、今日はずっと物書きをしていたので、
横文字はもう見たくなかった。
薄い本だが仕事との兼ね合いでなかなか読めず、頓挫していたもの。
最初から読み直し、半ば位まで読み進む。
昨日の"Boys, be ambitious"と妙に符合する所があって驚く。
面白い。
        
メトロを降り、エレベーターに乗ったところ、CSに出くわした。
彼は僕の職場の1階上で働いている。
CSはこのgarageの近くに住んでいるらしい。
剣道の事、CSの足のトラブルの事、仕事の事を話しながら歩く。
金曜の稽古にも行ったが、ちょっと足に支障を来したらしい。
「また後で道場で!」と声をかけて別れる。
そういや、メトロ内で見知らぬ人に"Bonjour"と声をかけられていたが、
職場がらみの道場に来ている初心者の人だったかもしれない。
多分髭がなかったから分からんかったんだろうと思い返した。
          
16時45分にはgarageに到着。
水漏れは、落ち葉が溜まって水の流れを遮っていたのが主たる原因らしく、
念入りに掃除してくれたそうだ。
ライトもカギも言った通りきちんと直してくれている。
きちんと一つ一つ説明してくれ、料金の詳細も解説してくれる。
「あと、一般の点検は無料にしといたよ」と。
スイス人って本当に信頼できるな、って思う。
             
「有難うね」と言って気持ちよくお金を払って帰る。
車の乗り心地も非常によくなった。
これで暫く大丈夫。