BLKC 107回目

今日は稽古前にしっかり夕食を摂ってから向かった。
稽古開始前に今週末のスイス剣道連盟の今年の納会についてCPと話す。
Bernで開かれ、午前中はスイスナショナルチームの稽古を行い、
昼からは地稽古などを中心に行うらしい。その後会食。
行くつもりだが、午後からにしようかなぁ、と思う。
         
「今日の稽古は形をやって、その後切り返し。そして残りは全て地稽古」と、
オリヴィエがメニューを告げる。
今週末にブリュッセルで昇段審査があるので、そのためかな、と思う。
途中でおのおのの形のポイントを説明してくれる。
Seと組んで行うが、6本目までにとどまる。
4本目の仕太刀をしていた時に、オリヴィエが
「yasuさ~ん、手に気を取られてると右足の引きつけが出来てないよ」と遠くから声をかけられる。
この呼び方をしている時は笑っている時。でも内容は本当。
4本目の仕太刀の木刀の返しが難しくてこれに気を取られるのだ。
この時の足の運びも相手との間合いや立ち位置など、分からないことだらけ。
以前GPと稽古した時に色々試していたのだが、まだ充分に体得できていない。
形の稽古は小一時間あった。
     
その後、切り返しを数本。
そして地稽古。
今日帰りがけにあったCSともやる。
彼は今、足の調子が悪いため自分から打ってくることは少ないので、
こちらから掛るのがメインとなる。
出端篭手を何度も食らったし、相面できちんと中心を取られる面を打たれることも多かった。
これはよく考えるべき点。
回り稽古の順の都合で有段者ばかりと当たる。
MWと当たった時には、明らかにいつもと違う方法をとっているな、と分かるものだった。
彼は今度5段を受けるので、それに合わせて方法を変えたのだと思った。
こちらの打ちをコントロールするような地稽古法。
MWの意図は分かっているのに、どうしても乗ってしまい、返し技に持っていかれる。
これが何度もあり、今回は1度も面を打ち込むことはできなかった。
逆に相手の裏をかこうという様な邪念が働いて、打ちの途中で止まってしまうこともあった。
でも合格してくれるといいなぁ。
フリーの地稽古も含めて10時を回っても稽古していた。
     
5日ぶりの稽古だったが、身体がなまっているな、と思った。
あと、地稽古の途中から注意するようにしたのは、左足のひかがみの伸展と重心の位置の問題。
気がはやっているのか、前のめりになっている感じがして、左踵が明らかに浮いている。
これに気づいて、重心の位置を戻し、姿勢を正すことも念頭に入れて稽古した。
これからも正しい姿勢をしっかりと考えていきたい。
     
稽古後、外はマイナス4℃。近いのだが、MKFに車で送ってもらい、ちょっと楽をした。