P.Y.T.

Quincy Jones の新作アルバムを聞いた。
昔の曲をいろんな人がカバーしたもの。
気に入ったのは
Betcha Wouldn't Hurt Me
Strawberry 23
Everything Must Change
Tomorrow
Give Me The Night
そして
P.Y.T.

P.Y.T.は初めて買った外盤("It's Your Night")の歌手James Ingramが書いたもの。
このアルバムも本当に偶然に購入したなぁ。
今から30年近く前になるが、今もずっと聴いている位好き。

元々はMichael Jacksonが唄っているが、backing vocalにJames Ingramの声が入っている。
これを今度はT-Painとかがやっててこれも面白いが、やっぱり曲の良さのため。
Jamesが唄うとどうなるか、というところなのだが、
彼がインタビューでさわりを唄っているvideoを見つける。

Michaelがブースで歌う姿を再現しているので踊って歌っているが、Jamesの声は本当に凄い。
本来は鍵盤奏者で曲もそうやろな、と思わせる書き方が多いのだけれど、
声がもうカッコエエの一言に尽きる。
このインタビューでの力み方も好きだけど、本当に暖かい声が彼の持ち味。
時々見せるハイトーン。そしてビロードのような低音。
同じような低音を持つのがMichael McDonaldで彼の声も好きだ。
だから2人のduetの”Yah Mo B There"は"It's Your Night"の中に入っているけど、
自分の中で一生流れている曲の1つになるだろう。

Chaka KhanとJames Ingramが僕の歌い方のお手本。
絶対に辿りつけはしないけど、刷りこみされてしまっているからしようがない。
一生勉強だな。