BLKC 102回目

仕事がやっぱり忙しく、ちょっとCOを待たせてしまった。
本当に寒かったので謝る。
道場前の駐車場が空いていたのはラッキー。
しかも駐車メーターが撤去されていて、どうも今日はタダらしい!
             
着替えているとオリヴィエが入ってくる。
「日本からの剣道具が届いたぞ。今日は車や無かったから持ってこられへんかったから、月曜に持ってくる。」
道場で形の稽古。ビギナーの子とCOと3人で交互に行っていく。
そのうちにEGSが「yasu、やろう!」と声をかけてくれたので、
その流れから外れて彼と形の稽古を始める。7本目まで。
6本目は2,3度目。7本目は初めて。
やっぱり難しい。理合が分かっていないので、どうしたらいいのか分からん。
彼が説明してくれるのだが、フラ語なので完全には分からない。
帰って勉強せんとアカンな、と思う。
7本目の時にオリヴィエが「yasu、お前はダンサーか?」と尋ねる。
「???」何かまずいことをやっているのは分かるのだが、何かが分からない。
戸惑っていると、抜き胴を打った後、立て膝になっている時の左足踵がダメ、との指摘。
次に繋がっていく足になっていない。
カタチをなぞっているだけ、ということで、ダンサーと言ったようだ。
でも今年中には何とか7本目までいけるかもしれない。
         
今日の稽古も回り稽古であったが、先週金曜の稽古のような形態を取ったので、
片方の列の時にはずっと打ち込み稽古が続くというものであった。
やっぱりしんどい。
そして地稽古。オリヴィエにも当たれた。
しかし、すぐに止められる。
「yasu、お前の打っているところは俺の空いているところか?」
気負って、掛り稽古のようになりがちであることを諭される。
「もっと動くんや!」
そう言われ、動きを増やし、剣先でもいろいろと探り、
自分からもオリヴィエの空きを作るようにした。
払い篭手や単純な篭手などを打ち込んだところ、「そうや!」と言ってもらう。
面が打てないのは辛いが、まずはこんなところから始めるんやな、と思う。
その後、いろんな人と地稽古をしたが、何か調子が悪くて攻めが足りないな、と思っていた。
           
稽古後、着替えながらオリヴィエが
「yasu、しんどい、って言ってたよな。
ほな、何でどんどん打ち込んでくんねん?
しんどい時にはしんどい時なりの稽古のやり方があるんや。
自分が打てない時には相手に打たせる。
『6段の打ちを見せてみぃ』というような感じで、
返し技をしたりしたらええんや。」
そう言ってくる。
僕は地稽古でも下の者はどんどん掛っていくのが筋だと思っていたし、
上の人の打ちに対する受け、返し技ばかりでは失礼だと思っていた。
だからオリヴィエの言葉はかなり意外な感じ。
みんなそんなことを考えているんかなぁ、それが常識なんかなぁ、と思った。
でもあまりこれに拘ってしまうと、心の弱い僕なんかは自分から打っていくことを止めてしまいかねないので要注意だな、とも思った。
         
外に出ると土砂降りの雨。しかもとても寒い。
用事があってLausanne gareに行ったものの、窓口が閉まっていて明日再度来ないといけない。
外に出ると雨は雪に変わっていた。
自分の住んでいるところは駅から標高が高い。
車で進むにつれて路面にも雪が積もっており、少々滑り気味になりちょっと怖かった。
家の周りでは既に2cm程の雪が積もっていた。
明日は雪景色だろうな。
でも早朝に職場に行かないと行けないんだろうが、車で行けるか心配だな、
そう思って眠った。