BLKC 96回目

職場をいつもの時間に出るも大渋滞に引っかかり、いつも20分の道程が1時間。
形の稽古はできず…。
11月に入り、みんな忙しいのかスイス大会後で気力が減ったのか、人数は少なめ。
相対的に級者と初心者が多い。
稽古は通常通りのもの。基本稽古と地稽古、1本勝負。
回り稽古のため地稽古と1本勝負は級者同士と当たったのみ。
回復してきているとはいえ、まだ足の不調が続いているので、応じ技などをメインにしてしまう。
早く足が治るといいなぁ、と思う。      
         
稽古後にオリヴィエに謝ったことが一つ。
篭手面打ちの稽古の時に、防具を全くつけていないオリヴィエ相手にデモをやらされた。
2回目の時に軽くとはいえ、オリヴィエの腕に竹刀が当たってしまう。
「あっ、失礼しました」と思わず声が出る。
「稽古中は喋るな!声は気合いのみ!」と叱責される。
この件について、稽古後に改めて「すみませんでした」と謝ったのだ。
ところが、「何で謝る? 謝る必要があるか?」とじっと目を見据えられる。
「ホンマ、yasuは"too Japanese"やなぁ。謝る必要はないぞ。
理由はいくつもある。
1)何のために竹刀には鍔がある? 本当に腕に当たったと思ったか?
2)もし当たってたとして、防具なしの俺に打ってこいと言ったのは俺や。
俺より経験の少ないyasuの状況を知りながら命じたことや。
だから全ての結果は俺が受け入れる必要がある。そうちゃうか?」
そう言われてちょっと気が楽になった。
      
その後、残心後の姿勢について指導を受ける。腰の入れ方。
この時に重心の話になり、この前から左踵が高く浮いていることを指摘される。
そこで左足のトラブルについて説明する。
「そんな足でスイス大会の試合をしとったんかいな。
何でテーピングなんかで保護せんと試合したんや?皆テープは持っとったのに。」
確かにそうなのだ。
テーピングは考えたのだが、相手に足が悪いと悟られるのも嫌だったし、控えたのだった。
「この場合はテーピングした方が早く良くなるやろ。
今のままやったら、余計に高い荷重が傷に掛ってしまうからな。」
まあ、自分が悪いことなので、仕方ない。
多分来週にはかなり良くなると思う。それまではテーピングしよう。