スイス大会(1)追記

自分達の試合が終わった後、仲間が
「面は入ってなかったんよ、本当は。タイミングはよかったけど、全然面に当たってない。
審判は何を見とんねん、と思った」と言う。
その後、相手だったBVが来て挨拶する。
「2本の面、少なくとも1本目は入ってなかった。2本目もそんなに良くなかった。
だから悪いなぁ、と思ったよ」と。
「でも審判は絶対だし、僕は打たれた、と思った。速かったよね。何もでけんかったもん。
しようがないよ。でも次は何か返すぜ」、と返答する。
                  
誤審はあるもの。でも審判は絶対。それが剣道。
スペインで誤審で勝ったことがあり、今回は逆の立場。
でもその経験があったせいか、誤審に対しては何とも思わなかった。
自分が何もできなかったのは本当のことだから。
               
次、また何とかして彼にチャレンジしたい。