リバ剣1年

昨年の今日、Lausanneの剣道場の門を叩き、オリヴィエと初めて会った。
メールで「月曜の稽古の見学に行っていいでしょうか」、と書いたものの、
フラ語が殆どできない身。
道場につながる2枚目のガラスの扉を開ける時、
手が冷たくなり、感覚がなかったことを今でも覚えている。
2mのオリヴィエと会ったときは流石に怖かった。
フラ語ができん、ということはメールで書いていたので、
英語で話しかけてくれたのには助かった。
「見学」と言っていたが、掛稽古のタイムキーパー、
拍子木打ちをさせられたことを今でも懐かしく思い出す。

あれから1年。
よく続いたものだと思う。
でもそこには仲間の存在があったから。
Lausanneのみならず、スイス全土の剣道家。
イギリス、スペインで会った剣道家達。
顔は拝見したことがないが某サイトでお世話になっている日本の剣道家の方々。
一人じゃ続かなかったかもしれないし、
こんなにのめりこまなかったかもしれない。
心から、本当にみんなに感謝!
海外での剣道というデメリットもメリットも両方含めて経験できるこの状況を
これからも大切にして、稽古に取り組んでいきたいと思う。