RBLDOJO 27回目

今日のバレースクールの稽古は11時から。
朝4時起きして、5時から職場で仕事を開始し、出稽古に間に合わせる。
垂、胴をつけ、鏡に向かって素振りをしているとATが入って来てびっくり。
「基本稽古をするためにできるだけここに稽古に来ようと思っているの」、と。
どうも僕の稽古回数が影響を与えているらしい。
「yasuって、この1週間毎日稽古してるでしょ?」
「うん。地稽古とかはあまりできないけど、基本稽古は大切だと思うから、
できるだけ時間をやりくりして稽古に来てる。
オリヴィエの指導の言葉を聞いて稽古してると、毎回何か新しい発見があるからね。」
                          
木刀による基本稽古法を竹刀で行う。
姿勢、間合い、刃筋に気をつけて丁寧に行う。
今ダンスカンパニーが公演の練習のために一番大きなスタジオを使っており、
剣道は狭いスタジオで稽古しているため、端にいた僕は打ちにくかった。
その後前進左右面、前進面面胴胴を2人ペアで行う。
Vとペアの時にはどんどん加速して早素振りをしていた。
その後は時々やる余興。速い打突を得るために2人が竹刀の打ち落としの速さを競うというもの。
大きな面打ちと、小さな面打ちの両方で行う。
最初の位置より小さく3歩くらい下がったところまでなら何とか打ち勝てる。
面を着けた後は切り返し、基本打ち、払い技。そして1年生の元立ち。
相打ち面を指示されてやっていたら、視界の隅でオリヴィエが面を着けているのが見えた。
えっ、もしかして地稽古を考えてる? と思ったとたん「次は、地稽古!」
生徒との地稽古では、最初の1,2本は普通にやり、
その後はより強い攻め、応じ技、少し変えた足運びで相手の反応に応じて技を考える、
ということを課題にした。
ちょっと待つ形になるが、僕の竹刀は中心にある。
それでも無理矢理スキップするような形で入ってきて、
剣先が喉元に当たる(軽く突く)こと、よけたものの剣先が肩口をこすることがあった。
できるだけ怪我を避けようとするが、ちょっと危なかった。怪我がなかったからいいけど…。
で、3人目がオリヴィエ。
彼はあまり動かないやろうと思いながらも、しっかりと攻めて打つことを試みる。
が、待ち過ぎるのか、オリヴィエの方が先に技を出してくる。中心を取られる。
でも途中で籠手抜き面、面抜き面を取る。
残心は不充分だったと思うが、タイミング、打ちは良かったはず。オリヴィエも頷いていたし。
でも久しぶりの地稽古で、”ちょっと”掛稽古のようになってしまったのは反省。
ATとも地稽古するが、彼女との時にはなぜか大きな面打ちをしてしまった。
彼女は意図していなかったが、偶然に籠手を取られた。Pitet Menでよかったのに…。
その後も1,2本地稽古と1本勝負をし、最後に全員で跳躍早素振り30本。
                                 
稽古後、オリヴィエと足運びについて話す。
Kasahara Cupでの試合で間合いを切ったり攻めたりしていた時の足運びはきちんとできていたし、態勢が崩れなかったとのことだ。
でも知りたかったのは攻めの時の足運び。
今はEGSの足運びを真似しているが、多分これはあまり有効ではないと思う。
オリヴィエ曰く、EGSが柔道をやっていたことに起因している。
自分の足運びを考える上での2つのポイントを教えてもらう。
これは相手の動き、対応に合わせて変える。でも瞬時に決定しないといけない。
ちょっと難しそうだが、今までのcreepとは違う歩幅で
こっちの方がすんなり受け入れられる。
基本を捉えた後は個々人のadaptationでいいということなので、
今はこの方法を採ってみようと思う。
ただ今まで以上に気持ちで攻めないといけない、とは思う。
                           
帰宅後、道着を洗濯して干した。防具もベランダで虫干し。
竹刀も2本、弦を張り直し中結を巻きなおす。
掃除もし、昼間からワインを飲みながら本を読んでいたらいつの間にか眠っていた。
30分程のシエスタ。でも気持ちよかった。