BLKC 83回目

昇級審査明けの稽古。
挨拶で並んだ時、ちょっと可笑しかった。
いつも僕の右横に座るNCが数段高い左の位置に上がり、S(無級)の左に陣取る。
Sは僕の左に居り、譲ろうとはしない。
僕は別に位置にはこだわっていないのでどうでもいいのだが、
ちょっとした心理戦があるんやな、と思った。

CPから
「みんな練習不足であることがわかったから、オリヴィエはこれからは掛稽古を増やすらしい」
ということを聞いていた。
確かに総合的にみてKasahara CupでのLausanneは良くなかった。
僕ら無級の者も参加していたということもあるけれど、
他の道場などは試合慣れしている感も強かった。
あとはやはりスピードかな。
基本稽古に引き続いて、面打ちから開始。
打ち込んだ後のすり足を元立ちもバックしながら行い、間合いを保つ。
これはどうも姿勢、打った後の手の位置を考えよということだな、と理解。
次に間合いをしっかり考えた打ちを面、篭手、胴で行う。
元立ちが中心を充分保った状態で、掛が面、篭手を打ち込む。
間合いが近くなった時に相手に連続して打突部を空けさせる稽古。
これはかなりアグレッシブで、半ば強引な技にも思うが、試合では要るかな。
その後、打ち込み稽古を行う。
3,4本で交代する形を取っていたので、これはスピードを考えて行う。
自分が考えているよりも課題の内容は深かったと思うが、
課題の意味を考えながら稽古を続けた。
                                
最後に、地稽古、1本勝負。
地稽古は級者同士で。
何か、気が乗っていない感じで、焦って不十分なまま先に打ってしまったりした。
間合いも不正確、攻めも不十分。
1本勝負になり、有段者相手にも掛かれるようになる。
OC、SKと当たる。
OCとは何度もやっているが、彼女の中心の取り方がいつもより強かったように思う。
SKとの時は、居着いたところで面を食らった。

全体的に気が充分入っていなかったと思う。
心を入れ替えること!