Kasahara Cup 2日目

2日目は朝8時開始。
6時35分に道場前でCG、45分にMKFを拾ってGenèveに向かう。
今日は個人戦がある。
僕はオープンカテゴリー。全員がエントリー資格あり。
プール戦の後、トーナメントに移る。
全然いいところがなかった。
気持ちの上で負けていた。勝たなきゃ、という意識が強かった。
欲を出しすぎ、身体が固くなっていた。
2戦2敗。2回とも面の2本負け。
姑息に篭手を狙っていたりしたけど、それがダメ。
自分のやらんといけないことをやっていなかった。
そういったことに気がついたのは全てが終わった後。
午前10時には自分の試合が全て終了。
                                     
あとは仲間の応援、他の人の試合を見ることに費やす。   
中でも、オリヴィエの試合にはビックリした、
やっぱり足のトラブルがある。明らかに動きが少ない。
どの試合でも苦戦を強いられている。
中でもSt. Etienneの人との試合は20分程にも及ぶ長丁場。
この間、ずっと気が入った試合をしていた。
相手は途中で、竹刀を落とし、疲れた〜とのジェスチャーで
オリヴィエに抱きついていったりして、
みんなの笑いを誘っていたけど、師匠は我関せず。
最後に面で決めて勝った。
これには圧倒された。「気」の大切さを教えられた。
                                     
あとはFabrizio Mandiaの剣道が見れたのはよかった。
彼は今年のヨーロッパチャンピオン。
試合前から審判を何度もしていたし、その合間に素振りをしたりしているのを見ていた。
身長はそれほど高くないがゴツい感じ。
試合では姿勢もよく、パワーもスピードもある剣道をする。
足運びが本当にいい勉強になった。
自分の動きの少なさを実感したし、
ここぞという時に自分を捨てて飛び込んでいける勇気をもっと持たねば、と思った。
自分を信じる、ということが必要なんだろう。
そのためには裏打ちとなる稽古が必要だ。
もっと精進しなければならないと感じた。