また一つ大きななくしものをした

昨晩日本から電話あり。
日本を離れるまで約15年ほぼ一緒に働いてきた同僚から。今では役職付き。
仕事絡み、というより人事に関わるものであった。
懐かしい声だった。
悲しいが、しかしながら、その声から、以前のような関係はないと感じた。

良くも悪くも年月を経て人は変化するのは当然のこと。
自分も無意識に変化しているし、意図的にも自分を変えようとしている。
でも変化しても、変化したお互いを受け入れて
それまで通りの感情を保ち続けていけないものだろうか。
今回は無理のような気がする。
表面上での友好関係はあるだろう。
ただ、これからは以前のように腹を割って話すことは厳しそうだ。

眠れぬ一夜を経て感情は憤怒から諦寧、寂寥へうつろう。
また一つ大きななくしものをした。