BLKC 62回目

ロンドンから戻り、仕事が忙しい。タイトなスケジュール。
2時半予定のフランス人とのミーティング。
こちらに来るというので動けず待つが、一向に来ない。連絡もない。
他の事をしながら1時間待つが来ず、諦めて別の部屋での仕事に向かう。
戻ると、5時前に来た事を知らされる。2時間半遅刻は問題外。
5時半、稽古に向かう。今週から週2回しか稽古できないので、重要な1回。
                        
道場到着6時。KFが道場前で待っている。鍵が閉まっているらしい。
15分ほど待ってASがやってきてようやく道場へ。
夏休みに入り稽古人数も少ない。総勢10名(防具なし1名)。
形の稽古をEDにお願いする。5本目まで。
3本目のタイミングが合わなかったこと、
4本目の木刀を合わせるところがうまくいかなかったこと、が明らかな問題。
稽古後にEDより
「仕太刀の時は距離をオーガナイズすることを忘れるな。
1本目から5本目まで距離がずれてきてたが、これを調整するのが仕太刀の役目の1つだ。」

畳を上げ準備運動、かと思いきや、足捌き、素振りの稽古が始まる。KFが仕切る。
20分程やった後、面をつけ、切り返し、基本打ち、連続技、抜き胴、籠手抜き面、等々。
これらを約40分ほどやった後、「水分補給!」の指示。
ここのところローザンヌは暑い。道場は今日は冷房が入っていない。
みんな汗だく。道着はほぼ全面ボトボト。
水は1L持ってきたが、300mL程飲んで再度面をつける。
汗で濡れた面は気持ち悪い。
ここからは地稽古と1本勝負のみ30分。
イタリアから出稽古に来ている人と。多分有段者だが名前はまだ知らぬ。
上手いなぁ、と思いながら、いろいろ試してみる。
こちらの手元の動きに過剰に反応して手元が上がるので胴を狙ってみたり、
返し胴を試したりしてみる。あと出端籠手。
面は攻めてから打とうとするのだが、相面になることが多かった。
次はSe。彼とは同期くらい。いろいろ策を練って試していたら、思わぬところで面が来たりした。
策におぼれた、ということか。
SF。ジュニアのスイス代表。スピードがある。1本勝負では面を取られた。
形の稽古をつけてもらったED。
彼は僕との時にはそんなに打ちこんできたりせず、こちらの打ちに返してくる、という感じ。
オリヴィエ等の上の人に稽古をつけてもらうような感じ。
イタリア人との時にはアクティブに打ちこんでいく一瞬とかもあったので、
相手のレベルによって変えてるのだと思う。
剣先の攻防をされるのだが、対応法がやっぱりわからない。
終了後、籠手の曲がり、面打ちの時の左肘の曲がりを再度指摘される。
いつも丁寧に問題点を指摘してくれるので有難い。
僕と同じ無級者との時は1本勝負。何度か面が入ったと思ったのだが、
そのたびに「入ってない」と言われる。多分5本目位で相手も納得してくれた。
途中の水分補給で30分の地稽古も充分完遂できた。

稽古後、KFと剣先の攻防の方法について教えてもらう。
次の稽古で一度試してみることとする。