BLKC 47回目(Stage 1日目)

疲れたー、それが一発目のコメント。
朝10時から夕6時まで食事・休憩をはさみ5時間の稽古。
先生は師匠とAarauの天動館のThai Minh Tu 先生の2人。
参加者はベルン、チューリッヒ、バーゼル、アーロウ、そしてうちの道場からで計約40名。有段者、級者ほぼ半々。
でも基本的にうちの師匠が仕切る。言語はフランス語とドイツ語。
師匠のドイツ語はそんなに難しくなく、ドイツ語での説明も結構分かる。最後の方で僕の方を見て英語を2回だけ使用してくれるが、ほんの申し訳程度。

午前・午後とも基本稽古に時間が多く割かれ、地稽古は午前・午後とも約30分。
足捌き、踏み込み、素振り、基本打突、返し技などの基本稽古と地稽古(回り稽古)。
師匠が常日頃から道場で教えている内容なので、そんなに目新しいものはない。
でも他の道場からの人にとっては足運びの稽古など、経験したことのないものが多かったようで感激していた。

地稽古は回稽古。午前中は有段者に当たり(Thai Minh先生にも)、午後は級者同士で。
先生との地稽古ではホントに全く中に入れてもらえず、いなされるばかり。
一度だけスーッと入って面を打てただけ。
ちょっと待ちも多かったかもしれないが、気合いは最後まで継続。
午後の地稽古はきつかった。
足のマメの痛みで踏み込むのも辛かったが、声を出して気合いで乗り切った感じ。
TDとの15分以上の地稽古では最後へバッタものの、休まず打ち込めた。
ここ2日間の恥ずべき行為はなかったはず。

いろんな道場の人の剣道が見れたことが大きな収穫。
Thai Minh先生の剣道が見れたことも大きなもの。
先生もZago先生同様に姿勢がよく、しかも打ちが非常に早い。踏み込みも力強い。
稽古前に一人でやっておられた突きの稽古はみんなびっくりして見ていた。
先生から、もう少し大きな小手打ちも稽古せよと指導を受ける。
「僕も苦労したんよ。小さな小手をずっとやってきて、
大きな小手打ちに変えようとして10年はロスったからね。
だから同じことを繰り返してほしくないんよ。」
小手の稽古の際に小さな小手ばかりだったからそう言われたのだろう。
でも基本もできていない、ということも言っておられたのか。

帰宅後、夕飯食って寝てしまう。気がつくと11時。
慌てて昼飯用の稲荷寿司制作に取りかかる。40個できる予定だったが、できたのは32個。
煮ている途中や酢飯を詰めている途中で油揚げが破れたため。
これら中間搾取分は自分の腹ん中へ。みんな喜んで食べてくれるといいのだが。
少なくとも職場では好評だったので、これを選んだのだが・・・。
終了は午前2時。さて、もう一眠りして稽古に備えよう。