すばらしい日々 & Highway Rider

今週は何故かよく日本の曲を聴いていた。気持ちがちょっとマイナスになっているということだろう。
気持ちは好む音に反映されることが多い。これは小さい頃からそう。
ピアノもの、日本の歌モノを好んで聴く時は心に引っ掛かりのある時。
今週の原因は明らかに左手の問題と剣道。
続けたいが今は休まないといけない。続けていくための小休止。
自分のふがいなさに対する怒り。ジレンマ。悲しみ。焦り。
そんなことが全て音に反映される。
よく聴いたのが
Brad Mehldau "Highway Rider"
矢野顕子「すばらしい日々」。

元ウタは別の歌手。全く別物。矢野顕子のバージョンが完成型で、僕はこちらしか聞けない。
「君は僕を忘れるから その頃には すぐに君に会いに行ける」
という歌詞の後のコード進行、ピアノのフレーズはよく用いられるもの。
でもハマる。自分はやっぱり日本人やなぁと思う瞬間。

でもふと気づいてしまった。
理解が難しい歌詞なのだが、このフレーズの歌詞は以前に書いていた「友達の詩」の歌詞
「忘れた頃にもういちど逢えたら 仲良くしてね」
と妙に符号しているということ。

『自己変革』というのが共通するキーワードのような気もする。
今の自分に満足していないぞ、自分を変えたいぞ、
そういう心の表情とシンクロしているのだ。
ちょっと自分の心の奥底が見えた気もする。