BLKC 38回目

先週2回しか稽古できず、稽古が待ち遠しくなっていた。稽古をしないと、もっと下手になってるんじゃないか、と思い心配もする。それと禁断症状?
仕事が意外に長引き大慌てで道場に向かうが、道場前に車を停めることができラッキー。
着替えながらオリヴィエが「踏み込みの時には跳ばずに前に大きく踏み出すのを注意せえよ。そして打ちこみとシンクロさせ、ハーモニーを保つように。そうは言っても皆結構できてへんからなぁ。2段の奴でも足さばきはあかんやろ。何でみんなできへんのか分からへんねんけど・・・」と。最後の一言に絶句。素質の違いか? ともかく稽古せんと改善せーへんから、こちらはコツコツとやって行くしかない。あっ、そういえばオリヴィエは「san」抜きで名前を呼んでくれてたぞ。有難いことや、ちゃんと覚えててくれたんや。
稽古がスタート。基本稽古は珍しくオリヴィエが仕切る。
素振りから。第一動作の左手の握りに注意。その後の振りかぶりの間は竹刀の重心が1つの直線上にのる動きとなる点を意識すること。
右手ないしは左手だけで胸の前で竹刀を回転させ振る。この間肘は伸ばしたまま。手首だけで竹刀をコントロールする。右手首はこの冬に転倒して以来調子が悪く、回転時に痛みがある。徐々に加速するが、何とかついていける。
跳躍早素振りはいつになくスピードの加速が早い。でもOK、脱落せず。しかし、「これは膝に問題のある人は無しやけど」と言いながら、うさぎ跳び式の跳躍早素振りをする。全く初めて。おじさん剣士の多くは笑ってお休み。僕は膝に問題が無いのでトライ。袴の裾をまくってうさぎ跳びで前後しながら早素振り。竹刀の振りはできるが、前後するうさぎ跳びが難しい。その場でのうさぎ跳びになってしまう。10回のうち5回ぐらいしか成功せず。
4人一組になり、踏み込みの稽古。オリヴィエの組になる。跳ばないように心がけるが、左足への体重の載りが悪かったように思う。連続面打ちの後に、左肘を固定して右手だけで竹刀を小さくコントロール(あるいはその逆)し、籠手ー籠手ー面を早く打つ。デモに使われ、「ローザンヌの人の歩くようなスピードで打ってちゃダメ。もっとスピードを上げて!」と叱咤される。
ようやく面をつけての稽古。連続技の稽古を何種類も。みんな間合いが変になるようで、「踏み込みは前に進まんでもできる。その場での踏み込みをして連続技を繰り出せ」といわれる。頭では分かっているがどうしても身体が前に移動してしまう。抜き胴や返し胴などの応じ技の稽古はあったものの、払いの稽古はなし。試したいことがあったのに残念。
地稽古の時間が長かった。AL、CR、KF、NC、SKなどと当たる。全体に見て攻めが足りんかった。以前よりは最後まで攻めの意識を出しているものの、待ってしまうことも多い。もっと積極的にならんとあかん。
バテた。そう言っていた人が多かった。何で今日は息が上がりやすいんやろと振り返ったら、朝から殆ど水分を摂っていなかったことが判明。多分これが一因。これから暖かくなっていくし、水分摂取を心がけよう。