メンテ

うーむ、なんか気が乗らぬ。
基本的には物事を一つ一つ理知的に積み上げていくのがこの仕事。
妹も同業だが、彼女の仕事の仕方はまさにそれ。勉強や物事の進め方もそんな感じ。僕はどちらかというと感性の部分が強く、理想的な方法論からはどうしても外れてしまう。小さい頃から気付いているが、気分のムラでできが大きく変わる。この仕事、向かんのかなぁ、とも時々思うこともある。流石にこの年になるとそんなことは思わず、邁進するだけ、と考えるが…。でも妹の事は兄貴ながらいつも尊敬の眼差しで見てしまう。
今の書類書きは気が乗らず、停滞気味。
現実逃避であることは否めないが、時間を少しでも有効に使うため、竹刀のメンテを行う。
金曜の稽古時に竹刀のささくれに気がついたのでやすりをかけようというのが主たる目的。これまでは中結や弦の締め直しはやっていたが、竹刀を外して、竹のやすりかけをするのは初めて。竹を外すと意外に反っているんだ、ということに気づく。やすりをかけ、再度竹を組み直す。今使っているのは小判型の竹刀なので2通りの竹の組み直しができるが、同じ竹のまま組み方を変えると却って寿命が縮まるということなので、元通りの組み方にする。
やってみると意外に簡単。
食わず嫌い、やらず嫌いであった。
弦もしっかりと張り直し、これで明日の稽古へ準備万端じゃぁ!
って、明日は本道場の稽古はあるよなぁ・・・???