赤ワイン

職場では夕方を過ぎ6−7時頃になると掃除の人がやってくる。担当は決まっているようで、うちにはスイス・イタリアンのおっちゃん、エンリコ(エリック)がやって来る。イタリア人らしく陽気。よく喋るのだが、彼は英語ができないので、フランス語とイタリア語のチャンポンになる。彼がイタリア語で喋り、その意味をこっちがフランス語で話して返答も考える、というもの。同じラテン語を起源とする言葉なので似た単語も多く、ある程度は類推できる。彼のおかげでフランス語はちょっとずつ進歩しているとは思う。
金曜の夜、「今日いい事があってんけど、まだ風邪が治ってないし、酒は避けとくわ」、というと、「何でや。グラス1杯の赤ワインは健康にええんやで。ボトル1杯はあかんけどな。」と切り返された。そして、安いけどお勧め、というイタリアワインを教えてもらう。SangioneseとMontepulciano。Sangioneseの方は彼の故郷となる地域のものらしい。
帰りにCOOPでMontepulcianoを見つけて1本購入。5SFr位(450円位)。食事時にグラス1杯だけ飲む。そんなに深い味ではなく若い感じだった。その後ベッドに入ったが咳も少なく、夜中に起きた回数も減った。すでに治りかかっていただけかもしれないが、赤ワインの効果かも・・・。