BLKC 33回目

ここのところ仕事が忙しい。いい意味での忙しさ、良い状況での忙しさなので文句はないし、モチベーションも上がっているのでいいのだが、次から次へとやるべきこと、やりたいことが出てくる。時間がなくなる。今日も気がつけば7時を回っていた。こんなこともあろうかと、車のトランクに防具、竹刀、道着一式を入れておいたのは幸い。7時半に職場を出て道場へ。ラッキーにも道場周辺で路中スペースを見つける。19時からはタダなのでラッキー。スイス警察駐車違反の取り締まりは厳しく、罰金も高い(2,3万円相当とのこと)ので要注意。

今日はオリヴィエ、エリックがチューリッヒの剣道の集中トレーニングより戻ったのだが、2人とも風邪をひいていて、調子悪そう。稽古に先がけ、サーシャの2段合格が告げられる。おめでとう!彼が昇段試験を受けていたなんて知らなかった。この前の稽古の後でいろいろ質問に答えてもらったりして、いい奴やなぁ、と改めて思っていただけに、彼の合格は本当に嬉しかった。
基本の稽古はいつもより長く、結構ハードだった。3人一組で正しい打突の稽古を繰り返す。
忘れていたかのように終了予定時間の10分前になってはじめて地稽古のサインが出る。順繰りに代わっていくのだが、有段者とはあまり当たらなかった。
最近の問題である攻めに注意して地稽古。「気」で攻めようとするが、相手に伝わっているのかなぁ、と時々考える。そういう迷いが出ると、その時に相手に察知されて、打ちこまれることが何度かあった。でも納得できるもので修正・改善もしやすい。
実際の攻めはより積極的に打ちこんでいけるようになり、前回よりも改善したと思う。すごく上の人と当たらなかったのでリラックスできていたためかもしれないが・・・。でもレベルの近い人とやると、お互いに同じような攻撃になるなぁ、と思った。技のバリエーションの違いなのかもしれない。
最後に有段者(クロード)との1本勝負。それまでの地稽古で、こちらの攻めを待たれるような剣道をするなぁ、と思っていたが、この勝負では彼が仕掛けてきたのとみて、早々に出端籠手を決めることができた。
進歩しているかなぁ。
稽古終わって時計を見ると終了予定時間を20分も延長。連続30分以上地稽古をしていた。しんどいはずや…。