RBLDOJO 4回目

散髪に行く。IDカードを見せ「こんな髪形で、でももうちょっと短くして」、と言っていつものおっちゃんに任せる。「これより短くやな」と言うので「うん」と頷く。ちょっと不安。で、気を抜いてしまっていたら、人生で一番の短髪。1cmもない。まぁしようがない。スイスの男は結構短髪、坊主が多いから。でもやっぱり髪の量は少なくなってきたかなぁ、と思う。
その後仕事場へ。2,3の続きの仕事を行う。1つは3度目の正直でようやくいい結果となる。4時半過ぎに気分良くバレー・スクールの出稽古に向かう。
今日は何故か基本の作法の指導から。立礼、構え、蹲踞、という基本動作の点検。昨日の坐礼で感じていた基本作法の再点検の必要性にマッチしており、都合良かった。一旦軽く踵を上げてから蹲踞に入る、というのは今まであまり意識していなかった点。
素振り、早素振りを行う。木曜の稽古の時と同様に2段打ちを入れようとしたが、今日の早素振りは加速をつけるようなものだったので、最後の方は1段打ちしかできなかった。早素振りの左足はすり足を心がけたが、速い動きの時にはできていたのだろうか?あと、オリヴィエから「右足でプレスするような感じを続けてみ。その方が足捌きしやすなるで。単純にステップ取るンと違うで。」と。はじめは上手くいかなかったが、コツが分かってからは左足が出しやすくなった。特に後退の時。引き面の足捌きもやりやすくなった。基本の打ちこみ、飛び込みの2,3段面打ち、小手ー小手ー面打ちなどを繰り返していると1時間20分も経過。「面持って整列!」とオリヴィエが言うと生徒からブーイング。「5分休ませて!」の声。いつも1時間で5分休憩なので。でもその間に道着、小手、胴をつけたままでバレーのターンの稽古をしている生徒がいたりして、ちょっと可笑しい。
面をつけてからは切り返し、剣先で相手を誘ったり引いたりしてから面打ちに入るような稽古を何度か。続いて返し技。
その後地稽古ー1本勝負。1本目がオリヴィエと。木曜の本道場での稽古では自分からあまり打てなかったので、積極的に打っていくことを心がけた。かわされてもかわされても積極的にどんどん打っていくようにした。でもこの心持ちが間違いだったよう。稽古の途中で
「小手でちゃんと残心を取れ!脇に抜けようとするな!鍔迫り合いに持って行くんや!」
とオリヴィエから叱責。焦ると小手が正しく打てず、オリヴィエの小手のない前腕部を打突したり、踏み込みが足らずに空振りしたりする。稽古後の挨拶の時に
「掛稽古とちゃうんや。地稽古や!その違いを考えて稽古せぇ。」
とさらに怒られた。最後の全体への指導の時にも
「地稽古で俺とかに当たった時に「どうしよう、どうしよう」とか考えて弱気になるな。確かに俺はかわして当たらんことが多いやろ。でも当たるかも知れん。自分を信じて試していくことが大切なんや!」
と言っていた。地稽古の際の自分の心持ちを見透かされているような感じがして恥ずかしかった。
いつになくオリヴィエの目が怒っているようだったので、凹む。反省。でも今後の地稽古での心構えが少し変わるはず。