Kendo en Suisse

実は15年程前に一度リバ剣したのだが、仕事が忙しかったこと、仕事先が変わってしまったことで2年若で中断した経緯がある。その際、一級を取る予定になっていたのだが、仕事で審査に行けなかった。その後中断。
その時に経験した大人になってからの日本での剣道は、スイスでの剣道と色々と違っている。
オリヴィエから言われた中で印象に残っていることは、「日本人は何でもに一生懸命になりすぎて、すぐburn-outしてしまう。長年続けることを考えると剣道を楽しむことも大切。だから日本の子供のように準備運動として長時間走るなどもしないし、techniqueに時間を多く割いて年取ってからの剣道に備えている」、というもの。どちらがいいとは言えない。でも今はオリヴィエを師と仰ぐ「守破離」の「守」の状態。良い師匠なのでしっかりと彼から学んでいきたい。
あと驚いたのが剣道にまつわる様々なことを日本より丁寧に行っていること(少なくとも自分の教わってきた日本での剣道と比較して)。道着の畳み方、竹刀の弦や中結の調整・ささくれの処理(分解して行う調整、処理)なんてこちらに来て初めて教わった。あと下着なしで道着をつける人が多いこと。中にはあえて褌をつけるつわものも。基本はそうなのだろう。でも僕はまだ慣れないのでパンツ着用だが、多分数回のうちに外すことになるだろう。

詳細は書けないが最近いろいろあって、精神的に若干凹み気味であった。今日少し打破できたかもしれない。自分がフランス語ができないことに関わることだったのだが、それだけのことだ!人を悪く考えることはない!基本的に性善説に立つのが自分のモットー。