復活7日目

早朝から仕事を片付け、道場へ。
今日は形をしたいな、と思う。
 
T先生の子供さん(高校生)が「お願いします」と言ってくれたので、7本目までを行う。
見ておられた8段のS先生が
「蹲踞が間違ってる。二人とも木刀を抜いてから蹲踞に入っているが、
正しくは、書物にもあるように『抜きながら蹲踞する』や。」
そう言われて、お互いに直そうとするが、ぎこちなくなってしまう。 
7本目までは流れも大丈夫。
後は小太刀の形を続けて稽古しようっと。
 
基本稽古は4段のNさんにお願いする。
相手がおられなかった7段のM先生が2、3組の稽古を見て、指導してくださる。
自分は足と振りかぶりのタイミングの問題を指摘される。
自分ではあと、打ち間でも少し足を刻む傾向があるのが問題だと思ったんだが…。
 
周り稽古はNさん、Fさん、Oさん。
Nさんとはやりづらかった。
多分間合いの問題。凄く近くで打ち始められるので、物打ちでは当てられない。
自分にとってはNさんよりももっと近間に感じているので、間合いを取ろうとするが上手く行かない。
 
Fさん。4、5段?
自分からあまり出てこられないが、誘われることも無いので、こちらから仕掛けるようにする。
でもその仕掛けが今はあまり分からない。
仕掛けながら、相手の呼吸や動きのタイミングを見て打込むしか無い。
2本は居着いたところで面を打たせていただくが、
こちらの動きに合わせて面を何度か頂戴した。
 
Oさん。
いつもやるので、状況は分かっている。
自分なりには打ちすぎないようにしていたはず。
でも後で「打ち過ぎ。今の本数の3分の2くらいの方がいいやろね。」
 
その後、地稽古。
まずはS先生に。
気を抜かずに打込み。
途中から相面の連続。
弾かれて面に当たらない。
最後の方でようやく数本当たるが、「当たってからすぐ力を抜き過ぎ!」、と叱責。
面打ちの繰り返しで終わる。
 
K先生。
普通の地稽古だった。何度も捌かれる。
「打ちは正面でしっかりしてるけど、左腰が充分前に出てないなぁ。
もっと腰から前に出すようにすれば、打ちも強くなるよ。」
 
O先生。
2、3本打ったところで、ニヤッと笑われ、「リラックス!」。
構えから直される。
地稽古2本が終わって、力みすぎていたらしい。
それから面打ちの練習。
 
Oさん。
「足が大丈夫やったら、地稽古しよ。」
初太刀は篭手抜き面を頂く。Oさんの癖を知っているので、これまでにも何度も取った技。
面擦り上げ面が入ったかも?
最後に逆に篭手抜き面を取られた。
「いい篭手抜き面を頂戴しました」と、言ったが、
「1本目のお返しや」、と笑われた。

5人目に並ぶが時間切れ。
気温が低くなってきて、動きやすくなってきたのはよかったなぁ。