Rome - day 3

今日がローマ最終日。
チェックアウトして、荷物はホテルに預かっておいてもらう。
対応してくれた若い女性は左手が不自由らしかった。
日本人にはよくある名前なので、イタリア人らしく陽気に名前を呼び上げてくれたりして、
ちょっと微笑ましかった。
  
向かう場所はフォロ・ロマーノとコロッセオ。
コロッセオの駅を降りると目の前にコロッセオがある。
おおっ、と思うが、まずはフォロ・ロマーノ。
フォロ・ロマーノも遺跡がそのままむき出しになっている。
でも通りからも見えている。ある意味、平城京のようなもの。
行った時には暴君ネロに関する特別展示があった。
暴君ネロではあったが、文化的に発展した時代でもあったらしい。
遺跡の敷地は非常に広くて3時間ほど歩き回った。
 
続いてコロッセオ。
ここもRomapassが使えるところだったが、これが非常に役立った。
コロッセオ入場のチケット売り場は数十メートルの列。
Romapassを持っていたためそこをスルーできた。
オーディオガイドを購入して場内を巡るが、位置関係がイマイチ一致しなかった。
コロッセオの周囲を巡るだけなので、ちょっと興醒めだった。
 
街中に戻り、もう一度初日の昼に食べたワインバーに行こうと思う。
トレヴィの泉にももう一度行けるし、と思って。
しかし、残念ながら店は休みだった。
しかたなく、トレヴィの泉からパンテオンに抜け、
その近くのレストランでパスタを食べる。
ホテルの人から薦められていたパスタを食べる。
カルボナーラの卵の代わりにトマトソースを使ったモノ。
ソースにタバスコが入っていたのは予想外で、ちょっと残念。
トマトソースその物の味を楽しみたかったなぁ。
 
ホテルへの道すがら、文房具屋を見つけて入る。
革製品を用いた文房具を多数扱っている。
入ると日本人男の団体6−7名がいた。年は20台半ばから30台前半。
ちょっと嫌な予感はしていたのだが、その勘は当たった。
店の中のものを不用意に倒したり、傍若無人の振る舞いで他の客が商品を見るのを妨げたり。
僕も見たいモノがあったので暫く我慢して待っていたが、
小物を2つ買っただけで、他の客同様諦めて店を離れた。
タイミングが悪かったと諦めた。

途中ジェラートを食べたりしながらホテルに戻り、一路空港へ。
空港で最後のイタ飯を食べようと考えていたが、
ジュネーブから運転をしなければならなかったので、飲むのは我慢。
軽く食べただけで終わった。
ついで、空港内にあるマッサージ店を見つけ(パリのものと同じ?)、
肩から足まで30分ほどマッサージしてもらう。
「強くやって欲しい」と言っていたが、あまり効かなかった。
 
ジュネーブ行きは30分ほど遅れて出発。
隣に座った中国人(20台半ば)が乗ってすぐゲームをして止める気配なし。
一度CAが注意したものの止めず、再度戻ってきたCAが注意し、
後ろでスイッチを切るまで監視していて、ようやく止めた。
これもやっぱり中国人男の7,8人の団体だった。
ジュネーブから車を飛ばし、ローザンヌに着いたのは午前0時。
  
疲れた…。
あと思ったのは、日本人の観光客が韓国人や中国人に比して少ないな、ということ。
震災等々の影響かもしれないが、それだけ勢いが無くなってきてるということなのかな、
とも思ったり…。
ローマとパリ。僕はパリの方が好きかも知れない。
ローマは少々しつこい。パリのあのスノッブさが、僕には心地よく感じるな、と思った。