今は剣道は二の次。
  
日本で起こった地震、津波、そしてその後の原発の問題に対して、
海外に居る者としてできることをしたい。
皆一様に自分のできる事を考えている。
チャリティーのコンサートを催したり、街頭募金に立ったり。
  
僕にできることは、とある大学での募金のブースに立つ事、
スイス赤十字のTシャツなどの義援金に回る物品の購入、
チャリティーのイベントへの積極的参加、
そして原発の問題に対しての彼らとのディスカッション。
というか、逆に彼らから教えられる事が多い。
    
そんな中で海外の人たちの日本に対する暖かいサポートを感じる。
本当に有り難いと思う。 
被災された方々、
被災された方々を日本でサポートされている人々に
彼らと我々の気持ちがきちんと伝われば、と思う。 
 

 
今日でちょうど1ヶ月。
こんなに酷い状況になるとは思わなかった。
こんなに大きな問題になる(なっていく)とは思わなかった。

今回の問題は経済的にはもちろんのこと、日本の国際的な信用等々、
日本の凋落を更に大きく一歩進めるものになってしまったと思う。
残念なことだが事実。
それが現実。
海外ではそれを痛切に感じる。
でも慢心してしまった状況を立て直すにはいいことかもしれない。
  
1ヶ月。
日常が平常化していく事は喜ばしいことだが、
今回の事は「喉元過ぎて熱さ忘れる」ものにしてはいけない。
放射能加害者(国)として引き起こした将来への問題は計り知れない。
未だ継続中の問題。
継続したサポートが海外から提供できる環境を作り続けたい。