近況

ちょっとブログ更新をしていなかったが、ここらでこの2週間のことをざっと振り返る。
   
1) 東日本地震、津波、原発問題
Lausanneや近傍の街で、支援のイヴェントが企画・開催される。
サッカーの試合、Lausanneのコンセルバトワールの人などを中心としたチャリティーコンサート、
街頭募金、千羽鶴作製、レストランでの募金 等々。
今週以降から本格的になっていく。
   
2) 歯科治療開始
左上のインレイが外れたのが、ひと月前。
でも風邪が酷く、治療を受けられる状態でなかったので、先延ばしにしていた。
風邪も治りかけてきたので、ようやく歯科受診。
悲しいかな、歯科診療は保険が効かないので全額自腹。
インレイは3回目の脱落であり、医者に新しい材料で作ることを薦められる。
金額を聞いてビックリ。約12万円。しようがないので作ることになる。
26日にインレイの治療は終了。
でも、幾つかの問題点を指摘され、他の歯についての治療を継続。
予定金額は全額で27万円程度。痛い出費…。
   
3) 仕事
風邪、仕事の進め方でボスとの意見が合わずにちょっと気が滅入り気味であったが、
ようやく復活。
論文の投稿に関わる政略にどっぷりと巻き込まれてしまう。
今週には投稿できそう。
ここまで長くかかっているが、初稿から最新稿までにこれほど大きく変貌したのは初めて。
   
4) 剣道
忙しい日常ながら、稽古にはほぼ参加。
技術面での課題が幾つか。
   
1. 早素振りの足
恥ずかしいのだが、最近足が怠くて重い感じが強い。
そのためか、左足のコントロールがおかしくなっている。
自分でも気づいていたが、
オリヴィエに「バレースクールでの稽古をしすぎたか?」と皮肉られる。
左足のひかがみに集中して稽古すべし。
   
2. すり上げ技
すり上げ技ができない。技の稽古の時にEGSと当たったが、ほぼ全敗。
すり上げから打突への移行が遅いのか、打突できない。
現在、1歩引いて打つようなことをして対応しているが、
すり上げ技は本当に難しい課題。
CPも苦手らしいので、一緒に稽古することを約束する。
   
3. 地稽古での心構え
「考えすぎるな!」そう言われる。
オリヴィエの地稽古も考える余裕を与えないようなモノ、
身体の自然な反応に任せるような稽古法に変えているという。
でも、その地稽古で出せる技は限られたものになってしまう。
ただ、絶えず気が前に出るようになってきた、と言われるのはいいことか。
   
4. 指導
「級者」の意識を捨てよ、「剣道家」としての意識を持て、
そして指導者としての意識を持つように、と言われるようになる。
相手の竹刀をコントロールすることだけでなく、
稽古の中で相手の心をリフトアップするように心がけよ。
剣道はお互いの心がプラスの相互作用をしてこそ、より大きな、そしてより良いものになる。
それを引き出すのが、熟達者の行うこと。
それを考えよ、と。
  
師匠の僕に対する対応が明らかに変化してきている。
喜ばしいことだが、より真面目に剣道に取り組まねば、と思う。