BLKC 118回目

仕事の都合で、5分ほど遅れて道場入り。
畳上げが終了したところで入ったため、MKFやCGから「図ったわね」と言われる。
「来てても、手の怪我があるんで畳上げはできないんよ」と改めて説明。
そして自分がナショナルチームの稽古に来なかったので心配していた、とも…。
       
EGSも来ておらず、オリヴィエが準備運動から指導。
幾つかの準備運動で、みんなの間違いの訂正が入る。
丁寧に筋肉の使い方を説明する。
剣道だけではない。
こんなところで、武道のみではなくスポーツをよく心得ている欧米人であることを再確認する。
やっぱり感心する。
           
その後、素振りと足運びに終始すること30分以上。
素振りの時には左手の握り、背筋の使い方を説明。
オリヴィエの言っていることは分かりやすいが、自分の身体で表現するのはちょっと難しい。
試行錯誤していた時に、「手で上げとるぞ!」と指摘される。
左腕をリラックスさせ、握りと背筋に集中する。
スプリングのような感じになる。こういうことかなぁ。
         
足運びは道場を何周もするすり足、踏み込みの稽古。
右前だけでなく、左前でも行い、前向き、後ろ向きでも行う。
      
面をつけてからの基本打ちの稽古は面と胴。何故か籠手はなし。
自分のことを考えられているのか、と疑う。
でも体当たり引き面はあったからそういう訳ではなさそう。 
 
地稽古では初め左片手上段で開始する。KFと。
気持ちが入らない、乗らない。気で負けている。情けない稽古。
こんなん稽古やない。ええい、何とかするぞ。
そう思い、次のAPSからは中段に変更する。
「手は大丈夫なん?」と声をかけられるが、「心配なく」と答えて稽古をする。
中段にしても手の感覚が異なってしまうせいか、
構えも気持ちも以前のような感じにはならない。
どうしても右手をかばう感じになる。少なからぬ恐怖を感じてしまう。
でも左片手上段の時よりは気持ちは前に出ている。
よし、これで行く。
稽古の内容自体は稚拙であったが、気持ちが前に出始めたのは良かった。
その後の数本の地稽古も中段で。
やはり内容はダメ。前に出る気持ち、恐怖に打ち勝つことに専念する。
少しは改善したか。
       
最後に数本の掛稽古。足が重くスピードがないな、と思う。
     
手の怪我、早く治ることを祈る。