BLKC 105回目

朝から多忙。手を動かす仕事をしながら、その合間にPCで物書き。
昼飯も仕事をしながら。
ボスは出張しているが、メールで追加の仕事が来る。
「簡単な仕事」と言ってくるが、時間がかかるモノが多いので、
前にいわれた仕事も一緒に行っていると、本当に忙しい。
ボスはそれらをすべて覚えているのか、と疑ってしまう。
朝8時から19時半までほぼ休みなく働き、「剣道の稽古の時間や」と思って職場を出る。
心はあまり前に向いていない。
土砂降りの雨。雪がとけて、路面を流れる水は大量に。
心が定まらないまま車を走らせ、道場前に到着。
駐車スペースを探すとEGSの車の隣が空いていた。最後の1枠。
これも神の思し召し、と思い、稽古へ。
       
天候のためか時節柄か、16名程度と参加者は少ない。
基本稽古をMWが仕切る。
引き面の稽古があったが、まだ鍔迫り合いが上手くいかない。
EDやMWとの時に稽古していたが、
EDのように上手く腰を入れてしっかり押し込むことを考えたいと思う。
MWの時にそれを試そうと思ったが、鍔迫り合いそのものの所でつまずいてしまった。
その後技の稽古。
この技の稽古がよく分からなかった。
単に中心を取ってから小面を打つ稽古が最初にあった。
この時にオリヴィエと当たるが、ほとんど竹刀が触れていないと思うのに、
「竹刀を押すな」と言われ、逆に捌かれて打たせてもらえない。
「中心を取るだけ」。2度目でようやく「ましになった」と言われる。
相手の竹刀との駆け引きは自分が思っているよりももっと微妙なものなのか、と思った。
その後は攻め、相手の竹刀を押したり、
あるいは逆に自分の竹刀を空けて、相手の打ちに応じた打突を考えるという稽古。
だったはず。
これがよく分からない。元立ち、掛の役割分担も分からなくなる。
攻め方も分からない。
回り稽古をしていた相手によっても全然対応が違うし、
どうしたらいいのか分からないまま7,8人との稽古を終える。
こんな時に限って師匠のフラ語が耳に入ってこない。
「分からん、分からん」と心がトラブっていると、余計に酷くなる状況…。
これは課題やな。
            
地稽古は級者、有段者に分かれて。級者は4名だけだったので総当たり。
Seの時にやりにくかった。もっと溜めてもいいと思ったが、
心の焦りか、自分から攻めてかわされることが何度か。
全然強くない相手なのだが、やりづらかった。
MKFは僕の面に焦点を当てていたらしく、返し技をトライしていた。
こちらも面には拘らず、出端篭手なども行うが、身長差が大きいのでやりづらい。
フリー地稽古になるが、有段者はすぐには見つからず、CGと。
いつもやっているのでお互い気心が知れている。
間合いの問題が大きかった。僕はもっと歩幅を広めに取らなければならないか、
あるいは動けなくなってきてるなら、もう少し間合いを詰めて打ち込むことを考えないといけないと思った。
      
次にXCと。バルセロナから越してきた人。3段だと思う。
素直な剣道。打ちは強いけど、力技の感じがする。肩の力が入っているのが分かる。
攻めはそんなに強くないし、怖い相手と思わなかった。
自分でも上手くいったと思う綺麗な面、出端篭手などを打たせて頂く。
逆に自分の弱点がよく分かった。
1回1回の打突後に、気が途切れやすい。そこを狙われる。
1本勝負もあったが、お互いに稽古を続けたくて、数本分の勝負をしていた。
最後に篭手面を食らった。
XCの前に声をかけてくれていたTPと1本勝負。
出端篭手を取ったか、と思ったところで時間切れ。
       
稽古が終わったら、突然睡魔が襲ってきて、防具と竹刀を道場において帰る。
「明朝の稽古に来る?」と尋ねられるが、「多分無理」と答える。
仕事、そして夜にはちょっとしたイベントがあるので忙しいため。
EGSは残念な顔をしていた。
      
外に出ると土砂降りの雨。雪はかなり融けて、
家の近所の駐車スペースのラインも比較的見えるようになっていた。