BLKC 104回目

車が動かせないので、職場から一旦家に戻り防具と竹刀を持って道場に向かう。
職場に竹刀と防具を持っていくのも考えたが、メトロが満員になった時に困るので止めた。
裁判所の裏の道は雪のままで全く除雪していない。
「この道は除雪していません」と明記してある。こんなところはスイス。
道場には6時きっかりに着く。
着替えて道場に向かうとATの姿がある。
右手はまだ装具をつけているが、左手で竹刀を振っている。
"Salut"と挨拶を交わしたところ、彼女がやってきた。
「昨日バレースクールの稽古にも行ってきた。
剣道のデモンストレーションの稽古にも参加したけど面白かった。
校長のミッシェルの考え方も聞けたから良かった」と。
彼女はここ暫くは左手だけでの稽古をすることになるので、面は着けないとのこと。
     
形の稽古をBFと行う。6本目まで。
6本目の仕太刀のすり上げ篭手の際の足運びをオリヴィエに注意され直される。
4段階の足運びになっているので、2段階にするようにと。
技の運び、体重のかけ方の問題で4段階になっているらしい。
何度やってもできず笑われる。10回程度やって初めてコツがわかった。
          
今日の稽古では引き面に時間が取られた。
最近できるようになってきていたかな、と思っていたが、鼻っ柱を折られた感じ。
鍔迫り合いがきちんとできていないことが露呈した。
何度かの稽古の後でCPと当たって、ちょっと意味が分かったけど、まだまだ体得できていない。
CPによるときちんと鍔迫り合いができている人はほとんどいない、とのこと。
    
立て続けにお互いに間髪を入れず打ち込む稽古を地稽古の合間に何本も行った。
しんどいし、リズムがいつもと違うので上手くいかなかった。
相手との間合いを近くに保ち、間を空けずに打ち込み続けるのが必要なのだが、
止まれずに間合いを空けてしまうことが度々あった。