BLKC 99回目

雨。
忙しく、ギリギリまで仕事をして19時半に職場を飛び出す。
19時50分に道場前に到着し、ラッキーにも駐車場から出る車があり、入れ替わりで駐車。
丁度、MKFに会い、ねたまれる。
と、そこに見慣れぬ顔。訊くとXCといい、バルセロナから来たという。
「友達がいるんだけど知ってる?」と聞くと、「モチロン。30−40代の男やね」と。
もっと話をしたかったが時間も迫っていたため、大慌てで着替えて道場へ。
残念なことに人数も少ないし、級者と初心者が多い。
有段者は最終的に6名程になったが、それでも少なかった。
            
今日の稽古は段位、級位に応じてメニューを変えているが、応じ技の稽古。
級者は抜き面。左右両方を行う。
今までは右ばかりで、左の時の足運びに戸惑う。
開き足の要領、ということをオリヴィエが説明し、ようやく納得。
ものうちがしっかり相手の頭に当たるように心がける。これは比較的容易。
その後、抜き胴。
左手をスライドさせるのは前から苦手だが、ちょっとできるようになってきている。
有段者は抜き胴と返し胴の稽古。
返し胴の説明の時に、同じ要領ですりあげ面を考えることを言っていたのは興味深かった。

その後、地稽古と1本勝負。
SKとの地稽古は勉強になった。
彼から何度も鍔迫り合い、引き面、引き籠手等を取られる。
自分はそこに居着いてしまって何もできない。打たれた後で追いかけるのみ。
SKのような継続した心持ちで稽古を行うのが必要。
後は、誘われて面を打たされることが多く、それを捌かれて返し技に持っていかれる。
時々、跳び込み面をしっかり決めることがあったが、その方が稀。
攻めていなかったと思う。
稽古後にSKに体当たりー鍔迫り合い等をもう少しやるように言われる。
というか、その前に残心とともにしっかり打ちこむことをもっと心がけないといけないと思う。
             
1本勝負ではEGSと当たる。
こちらが面を打った時に出端籠手を打たれる。
打たれたかどうか、ちょっと迷っていたらそのまま続行される。
その後はお互いに1本も決まらず。
「止め」の合図の後、EGSの目がニヤッとする。
「籠手、当たってたよね。」と聞くと「うん」。
稽古後にその話をするが、「当たってないと思ったら、積極的に言ってええぞ」と言われる。
「当たったというのが遅れた」と言って謝る。
「最近僕と当たる時に出端籠手をよく攻めるよね。
僕も好きな技なんだけど、これで決められるのは嫌やねん。」と言うと笑っていた。
          
最近フラ語で話をすることがめっきり増えた。
SKやEGSとの稽古後の会話は剣道の事絡みなので、フラ語でも何とかなる。
ただ問題はボキャブラリーと動詞の変化。
いつもこれで苦しんでいる。今は単語帳で勉強しているけど、やっぱり頑張って使わんとアカンな。