BLKC 75回目

セミナー後初めての稽古。
道場に向かう途中、吐く息が白くなることに気づく。
寒いので上着を着ているが、もうそんな季節だ。
道場には結構人が来ていてびっくりした。
でもみんな足が痛いようで、お互いさまやなぁ、という顔をしている。

稽古の最後30分程が地稽古だった。
回り稽古の順番のおかげで3段以上の人ばかりに当たる。
師匠とは2番目に。
でもまたしくじった。
この前の稽古後、地稽古の話になり
「地稽古は試合じゃない。実験の場や。」
ということを言われていたが、いざ始まるとどうしても忘れてしまう。
特に師匠との時はそうで、しかも掛稽古のようにもなってしまう。
これも以前から何回も注意されたこと。
それをまたやってしまった。
地稽古と1本勝負を終わり、師匠とすれ違う時に
「掛稽古やない!」と一喝された。
1番目にやったCP(彼とも初めて地稽古をした)からも、
稽古後に似たようなことを言われた。
「もっと攻めないといけない。
そして相手の出方をよく見ないといけない。
試合じゃないから、いろいろ試してもっと打たれていいんです。
でも良く動くよね。あと、最後の面はいい面でした。」
3人目のASPの時からはようやく考えを変えることができ、
少しはまともになったかもしれない。
Chとの時には彼もどんどん打ってくるので、本当に息切れしていた。

師匠の一喝は効いた。
何遍も言われているのに、どうしても師匠との時には緊張してしまって、忘れてしまう。
次の稽古からはもっとキチンと心に留めておかないといけない。
もう失敗はできない。

最後に面だけの地稽古をした。この時にGPと当たる。
彼と地稽古するのは久しぶりで本当に嬉しかった。
中心を取られやすく、こちらの竹刀を外されることが多かった。
「手が速くていい面になるのに、腕の伸びが足りないこと、
足運びが足らないことがあるから、有効打突までに至らないんよ」
とアドバイスをもらった。
稽古後、畳を戻しながらいろいろと話す。
来月末に審査を受けるらしく、そのあとで開かれる個人戦、団体戦にもでるらしく、
僕も誘われた。
一緒に出れればいいのになぁ、と思う。