UNILDOJO 14回目

EGSが水曜のバレースクールの稽古で「今度の稽古で攻めのstageをするからな」と言っていたので、遅れないように急いで稽古に駆けつけた。
いつもは足捌きの稽古が多いが、結局稽古時間の殆ど(1時間半のうち1時間20分)を「攻め」の稽古に割く。それと試合での作法について。攻めでは、間合いを考えないといけないので、礼から始まる試合の作法も重要視したのかな、と考えた。
攻めはやはり呼吸と足運びが大切。これは師匠が水曜の稽古でも言っていたことと一緒。
EGSは左足への体重の掛け方を説明していたのだが、よく聞き取れなかった。
攻めた時には左足での踏み込みが必要。EGSの足を見ていると、足趾はきちんと床についていた。
あと土踏まずの外側もしっかりとついているはず。踵はほんの少し上がる程度やな、と確認。左の引きつけの素早さがカギなんやろな、やっぱり。
2人ペアで攻めの稽古を行う。相手になったのがBJ。彼が攻めている時、中心を取るというよりも僕の竹刀を力で抑えにかかるような感じが伝わる。こちらがちょっと力を抜くと、BJの剣先がぶれる。これなら手首を返して面打ちができることになるな、と一人合点する。あと間合いに入って、竹刀落としをする稽古だったのだが、竹刀落としをしてから面に来るまでに少し合間が空く。この合間に技を仕掛ければええんやな、と思うが、何が適当なのかが分からなかった。こっちの番になって、中心を取ることを一義に考え、左足の引きつけを素早くしながら間合いに入り、竹刀落としをして面を打った。実際は間合いに入るところがまだギクシャクしている。ジリジリと攻め入るようなことができればいいのだが、上手くいかなかった。
面をつけてからも攻めの稽古が続き、最後の10分だけ地稽古。RBに当たる。攻めの稽古をずっとやっていたので、いつもと違った変な感じで打ちこむことになる。相手も同じ稽古をしていたので、こちらが何をしようとしているかは分かるので、余計に変な感じ。地稽古中に空いていないところから入られて、こちらの竹刀が相手の胴突きになってしまったことがあった。その後手許がずれて、竹刀の柄が自分の大垂に直撃。相手の体重もかかっていてかなり痛かった。突きの恐怖が改めて蘇った。
攻めの稽古は有段者には面白くなかったかもしれないけど、僕にとってはブレイクスルーの1つの項目になった。
稽古後にEGSがわざわざ「説明分かった?分からんかったところなかった?」と尋ねてきてくれた。フランス語ばかりの説明だったので、自分が把握できなかった所は多々ある。これはしようがない。後は本を読んだり、自分でやってみることとしよう。分からなければ師匠やEGSに聞くのもあり、やし。
稽古自体は体力的にはしんどくなかったので病み上がりの身体にはよかったな。