BLKC 27回目

スイスのナンバープレートを取得するため、inspection officeに向かう。2回目だが、書類が完備できているか心配する。8時頃に到着。前には3人。仕方なく待っていたが、一人前の人がトラブルを引き起こす。窓口は一つだけなのにそのトラブルのため、掛の人が奥に引っ込んで帰ってこない。結局1時間程かかって前の人の分が終了し、自分の番に。書類を一通りチェックされてOK、とのことで受理。車検の日時については、送付するとのこと。
仕事が結構忙しく、19時20分頃にようやく終了。昼食もろくにとれなかったのに・・・。大慌てで道場へ。着替えて道場に着くともう20時前。いつもの場所では着替えられず、道場すみで着替える。皆にキョトンとした顔で見られた。稽古に参加してからは髭なしの顔を見せたことがなかったため。「別人や」とか、「若なった」とか言われる。「彼女か?」とティムはからかってきたが、理由は説明せず。
エリックの準備運動に引き続いて素振りの稽古。左手の握り、スピード、足運びなど、基本的な点について気をつけながら行う。何か左腕の伸びが良く、剣先がしっかり定まっているように思ったが、スピードがイマイチ乗っていないなと感じた。そこでオリヴィエが、こちら(ティムと僕)を見てニヤッとして「3人一組になれ!」と。あっ、この前の面早打ちをやるんや、と思う。一番上座でカロリンと6カ月くらいの仲間と一組になる。果たして面早打ち。スピードと共に打突点での保持を考えるように指導される。その後、それを踏まえた面打ちに。前回の本道場稽古でも言われたように当てるだけではなく、「切る」ことを考えて面を打ちこむ。上体の保持、姿勢を正しく打ちこまないといけない。足運びと打突のリンクが良くなってきたように思う。
防具をつけての稽古に。セドリック、エリック相手に切り返し。切り返しでの中心が綺麗に取れたように思い、面も正しく打ててきている。何でや?と思いながら打つ。エリックの切り返しを受けると、横幅が広いように感じた。その後は面、小手、胴の基本打ち。払い、刷り上げ、抜きの稽古。特に払いに重点を置いた指導。払い面、払い小手と払い胴では間合いが違うことに注意するように言われる。正式に払い胴をしたのは2回目くらいかな。充分なインパクトを与えた払いが難しい。その後、刷り上げ面、切り落とし面の指導。この2つの違いが良く分からなかった。何人もの相手と稽古するが良く分からない。調べねば・・・。
今日は地稽古が多い。地稽古ー1本勝負の繰り返し。30分位行っていた。サーシャとの時には、早い時点で面を取ることができた。でもその後は結構打ちこまれたなぁ。子供と当たった時に意外に面を取られたのは気になる点。払いを用いようと思うのだが、タイミングを逃してしまう。エリックとの1本試合では、出端籠手を取られた。「Encore!」と言われたので続け、面を取る。エリックもうんうんと頷いてくれた。
稽古後、サーシャに捕まる。
「間合いが近いで。」 
「えっ?僕は遠間になりがちなんで、できるだけ一足一刀の間に入ろうとしてたんだけど。」
「でもな、徐々に無防備に入り込んでくるやろ。それがあかんねん。ある一点にスッと入り込んで打つようにせんと。
オリヴィエと当たった時にやったら、突き攻撃を受けるで。」
自分にも思い当たる節があったので、納得。今後はスッと入るように変えよう。
その後セドリックが
「切り返し、ようなったなぁ。ちゃんと左手が中心を保っていて、左肘もしっかり伸びて、横に広がらん切り返しが出来てた」
と。セドリックの言葉は嬉しかった。今日は基本の打ち方が何か上手くいっていた感じがしていたのだが、やっぱりそうだったんだ。意識していなかったのだが、ちょっとは身についてきているのかなぁ。そうだったらいいのになぁ。