BLKC 25回目-2

残り45分程になって、面をつけるように指示。切り返しの後、地稽古を繰り返す。
まずはサーシャと。彼との地稽古の経験はあまりなかった。傍で見ていると彼の立ち振る舞いは本当に綺麗で、竹刀さばきも切れがいい。どうなるかと思っていたが、意外に払い技、払い面、払い小手ー面が何度か入った。抜き胴を取られたりもしたものの、ちょっといいスタートだった。
次はマット。彼は背が高く4段。仕掛けていくも、すぐに面を取られた。仕掛け技を払われてしまい、気が抜けてしまったところで打たれた。鍔迫り合いなどに持ち込んで連続した稽古をしなければならなかったが、気が切れていた。その後も防戦に回ったりするものの、次につながるすり上げ技には繋げることができなかった。
その後、初心者への元立ちを2回行う。間合いやタイミングなどを考えて相手するようにしたが、こちらの意図が無視されるように打ちこまれる事が多々あった。同じようなことは、多分自分にお相手していただいている先生方も同じような事を感じているんだろうな、と我が身も振り返ってみることになる。
さらに地稽古が続く。当たった人全ての名はわすれてしまったが・・・
ケン:「小手を打つ時に大きく振りかぶっているよ。小さく打つようにしないと。」終了後に言われた。
アザレア:彼女との時にはいつもは面が入りやすい。多分リーチの違い。でも今日は出ばな小手を取られることが何度かあった。何でや、と考えながら打ちこむも、時折思いがけずスパーンと小手を取られてしまう。稽古後に聞いてみると、「打ちこもうとしている時に、よく小手が空いていると思っていたから」と。そうか、と納得。いい助言。今後の稽古に反映させよう。
リカルド:ちょっと疲れてきていたかな。小技に執心していたかもしれない。合い打ち面を決められたりした。稽古後に「いろんな技を決められたね」、と言ったら、「そちらの面も良かったで」、と言ってくれた。ちょっと嬉しかったと素直に喜ぶ。
でも地稽古についてのオリヴィエの全体へのコメントは、「もっと打ちこんでいくことを考えるように。相手が上位の時には特に、気合いを入れて積極的に打ちこんでいくこと。相手が下位の時には、全体をよく見ながら技なども考えてやっていくこと」、と。今日の稽古ではまだ鼻がつまっていて呼吸が充分ではなく、相手の出方を見ることも多かったように思う。もっと残心を伴って技を仕掛けていくことが必要なんだろうと思う。
1週間の休みの後、いろいろ実生活でもあったが、稽古をしてちょっと吹っ切れた。身体を動かすと、しかも剣道をすると、心もシャキッとする感じがする。やっぱり剣道は自分の生活でも必要不可欠なものになってきているのかもしれない。