思惑

正月3日目。
3日目ともなると例年の如く、お雑煮にも飽きが出てくる。京風の白味噌仕立ての甘めのものなので一層。仕事をしようとしていたがやはり怠け癖のためにできず。自らを律しねばならない。
夜になって日本での仕事について電話で話をする。思っていたのと違い、結構厳しい状況。ポジションを得るのに時間もかかりそう。ただ他人の人事異動の裏話をいろいろ聞かされるのには閉口した。もっと仕事の中身の話をしたいと思う。純粋に仕事の話をしてばかりもいられないのだろうが、ゴシップばかりでは困る。ここ1年、周りの人がどうこうすることよりも自分がどうしたいのかが一番重要である、と考えるようになってきている。確かに周囲との関係をきちんと把握しておかなければならないが、それが第一義になってはいけないということ。自分の考え、自分の方針をきちんと表出して、その上でネゴシエーションを図っていくべきと思うようになってきている。所謂「個人主義」なのだが、日本で見られる「エゴ」のみの「個人主義」ではダメだと思う。他人の「主張」も認めてこそ成り立つ「個人主義」。人事構想も大切なことだが、上からどう思われるかに終始、他人の顔色を伺ってばかり仕事は精神衛生上も良くない。もしかしたら自分で仕事先を新たに開拓せねばならないかもしれない。ちょっと厄介なこと。