BLKC 19回目-1

大雪続きの日。起きるとさらに10cm以上も積もっていた。路上の白線内(有料;日曜はタダ)に止めている車のところに行くまでにも普通の靴では危なかったので、トレッキング用の靴に履き替えて向かう。道路中央はスイスの常で早朝に除雪されていたが、その雪は全て路肩に寄せられている。すなわち路上駐車の車をさらにブロック。前後左右のガラスの雪、進行方向の路面の雪を払い、ラッキーにも見つけた数m隣の青線内(登録地区住民は年間使用料を払えば24時間とめ放題の駐車スペース)に移動。車は置いてmetroで職場に向かった。

夜、道場に。大雪、クリスマスシーズンということで最終的に8人のみの出席。道場のマットも半分だけ上げて半面のみ稽古に使用。オリヴィエが初めから稽古を仕切る。面はつけず、「基本技稽古法」の一部を竹刀を用いて行う。「間合い」、「払い」、「すり上げ」について非常に丁寧に指導を受けた。オリヴィエから「あまり考えすぎないよう」に言われる。例えば「払い」の際には正しい3つの基本の状態(構え、払い、打突)のみを頭に入れ、その間を結ぶ動きについては頭を使うな、ということ。確かにこの方が二段階の動きとなるものの、納得できる動きとなった。実際の動きに使うには、動きを習熟したのちに一段階の動きに切り替える必要があるが、正しい動きを学ぶにはこちらの方がよいらしい。僕の場合、焦ると払いの竹刀の位置が上がってしまったりすることに注意。その際の竹刀の角度は常に45度を保ち、次の動作があるので左手は伸展してしまわないこと。