RBLDOJO 3回目

朝から自宅で書きものに勤しむものの、やっぱり苦手。時間を費やす割に結構書けず。
昼から職場に行って仕事する。今別の建物の設備も使って仕事をしているのだが、先週からオープンされたばかりで、僕が使い初めしている。案の定いろいろとトラブルが発生しており、トラブル処理もしている。本当は僕の仕事じゃないんだけどな・・・。
気づくと4時を回っている。慌てて車に乗り込みバレースクールへ。途中でまた雪がチラついてきた。稽古中に止んでくれることを祈る。バレースクールに到着して着替えるも師匠もティムも来ない。ちょっと不安になりながら、防具をつけて待つ。5時にはみんな登場。
初めは「竹刀なし」と言われる。お互いに向かい合い、掌を合わせて押し引きする。タイミングを考え、相手のバランスを崩すことを目的にする。この稽古は実際の試合での駆け引きにつながるというもの。ティムとの時には負けてばかりだったが、他のバレースクールの生徒との時には殆ど負けず。その後、腰を入れて相手を押していくという稽古。「腰を入れる」というのが、鍔迫り合いの時などの体位に重要なもの。一人の女の子との時に全く押し負けた。腰の高さが全然違っているので、重心の違いで押し負けた感じ。
その後竹刀を持っての稽古。普通の素振り、左右素振り、そして180度振り返りながら打つ素振り、と異なる素振りを行う。180度振り返る素振りは上手くできない。足さばきと竹刀さばきのタイミングが難しい。これは今後練習しよう。
次に3人一グループになっての稽古。真ん中の者が竹刀を頭の高さで水平に保ち、残りの2人がその左右から素振りを行う。どちらが早く竹刀に打突できるかを競うもの。すばやく打つ稽古。稽古の後でオリヴィエから「どうやった、dual打ちの稽古? これは初めてやった稽古なんや。素振りしていてもみんなゆっくりやってるやろ。自分の竹刀の打突スピードを認識するためにやった稽古なんや。いつもは力強く打っている生徒が打ち負けていて、驚いていたのが面白かったな。」そして、「木曜の本道場の稽古でもやってみるつもりや。競い合ったりするから、子供にも分かりやすいし面白いと思う」、と。オリヴィエがいろいろと新しい稽古法を考えだして試しているのは面白い。
続いて「面ー引き面」の稽古。この時に悲劇が起った。引き面の際に足さばきの感覚がおかしくなってしまい、まともにバックから転倒。転倒の際にはやっぱり物事がスローに見えていて、柔道の後ろ向けの受け身を取るようにしようとしていた。幸い怪我もなかったが、周りは心配してくれた。でもとても恥ずかしかった。左足の引き幅が少なく、足がもつれたのが原因。面をつけて鍔迫り合いから引き面に持っていくときには、体重を相手にかけた後にその反動で引き面を打つので比較的平易だが、「面ー引き面」で全く自分ひとりでコントロールするのは初めてだったので、ステップが変になってしまった。稽古後にオリヴィエから「凄い音やったから、バレースクールの生徒やないなと思い、ちょっと安心した。でも左足の引き幅は大きくとらなあかんということが分かったやろ」、と言われた。確かにそう。未だ引き面の際の足運びには納得できていないところがあるが、その後の練習で左足の引きに注意するようになったのは良いこと。
面をつけての稽古では、抜き、払い、刷り上げの稽古。通常のもの。面ー払い胴では対峙した相手が非常に近い所から入ってくるので上手く打てなかった。
最後にティム、あるいはオリヴィエと1本試合。僕はティムと当たったが、全く打てないまま面を取られてあえなく終了。
終了後にオリヴィエに指導を仰ぐ。「今はスピードの事をかなり考えているやろ。それで姿勢が変になって、跳びこんだり、バランスが崩れたりしてしまうんや。Speedとpostureはいつも考えなあかん点。これまでspeedを考えていたやろうけど、今はpostureにより注意してみ。ある程度落ち着いたらまたspeedや。speed-postureの繰り返し」、と。金曜のUNILDOJOの稽古でも姿勢の事を言われたことを考えると、よっぽどおかしくなっているのかな。
ティムには「まだまだ若者の剣道をしているで。大人の稽古をしなあかん」と諭された。
今日はいいところなしの稽古。でも明確な課題が分かったのはよかった点!